日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2022年2月12日 よる9時から放送

第1625回

変わりゆく『万博』History
現在-過去-未来の物語

ミステリーハンター

小泉 里子(こいずみ さとこ)

神奈川県出身、ドバイ在住。ファッション誌の表紙モデルを多数務める人気モデル。CM等にも出演し、テレビやラジオなど幅広い分野で活躍している。ミステリーハンターは今回が初めて。

ミステリーハンター

東野 絢香(ひがしの あやか)

大阪府出身。朝の連続テレビ小説ドラマで存在感のある演技が注目され、ドラマや舞台など幅広い分野で活躍中。ミステリーハンターは今回が初めて。

今回は2人のミステリーハンターが万国博覧会、通称“万博”に注目!小泉里子さんは現在開催中の「ドバイ万博」へ。一方、東野絢香さんは1970年の「大阪万博」と、2025年に開催が決まった「大阪・関西万博」について探ります。

そのテーマは「心をつなぎ、未来を創る」
小泉さんがドバイ万博を訪ねた印象は?

最初の頃はやっぱり「万博の空気を味わいたい」という気持ちで、圧倒されるスケール感などを楽しみました。その後は行く度に違う内容のイベントやパビリオン、さらに色んなサービスや、結構細かく分別しているごみ箱など、ちょっとした部分に気が付くことも。分別されたごみはその後どうリサイクルされるのかイラストに描かれていて、細かく見ると「こんなことに取り組んでいるんだな」など、行く度に違う万博が見えてきました。

中央のメインシンボルは繋がりを
意味するという「アル・ワスル・プラザ」

またドバイの万博ならではのひとつが「夜」だと思います。本当に熱い国なので真夏の昼間は動けなくて、それが冬でも習慣化されているようです。だから夕方から活動し始めると深夜になっても子供が普通に遊んでいて。ドバイの方々のスケジュール感覚は、私には未だ謎の部分も(笑)。万博も週末は深夜2時まで開いていて、パビリオンの閉館後もイベントがありますし、ライトアップなど夜の美しい様子もぜひ注目して頂きたいところです!

ドバイ万博・レポートでの見どころは?

私は以前、上海万博へ行ったことがあって万博自体はドバイで2度目です。年齢も関係しているのか(?)、前回よりさらに万博の面白さを感じました。本当に各国を訪ねたような感じになって、また実際に行きたい気持ちに。今回の番組でドバイ万博の様子をご覧頂いて、そこから次の「大阪・関西万博」へ楽しみを膨らませるのもすごく良いと思います!どんなテーマで、どう日本らしさが表現されて、その会場作りや雰囲気など色々想像が広がっていくのもきっと楽しいですね!

小泉さん一番のおすすめは日本館!
体験型から細かな展示まで、面白くて
分かりやすかったというパビリオンの様子は?

東野さんは1970年に開催された
伝説の大阪万博について取材!どんな発見が?

取材する前は、戦後に行われたにぎやかで大きなお祭りというイメージだったんです。でも実際に大阪万博を知る方からお話を聞いたり調べたりする中で、開催当時の時代背景や、人々の海外についての感覚などが今とは違っていたのが分かってきて…。そうしたら「そうか!」と合点がいくことが幾つもありました。これまで大阪万博について良かったというお話を聞いてはいましたが、それはお祭りのような楽しい一面だけじゃなかったんです。

こちらはEXPO’70パビリオン
「人類の進歩と調和」がテーマだった大阪万博
この万博が今も人々を引き付ける理由とは?

開催する意味だったり、当時のみなさんの心境だったり、取材をしながら色々考えることができました。万博をより深く知れたことで、最初に思っていた万博のイメージがガラっと変わりました。

大阪万博のシンボル太陽の塔の内部へ!
「生命の樹から、怖いくらいの生命力が
伝わってきて感動しました!」(東野さん)

未来は一体、どんな万博に?
2025年には大阪・関西万博が開催!

大阪・関西万博のテーマである「新しい技術を活用しながら目指す未来の社会」についてお話を聞いたり、体験をしたりしました。 “新しい技術”という言葉で私がまず思い浮かべたのは、ロボットや少し怖いようなSF映画の世界…。でもテーマの意味や目的が分かったことで、その根本に優しさがあり、人間が作り出すものだということをすごく感じました。「新技術で便利になり過ぎる世の中もどうなのかな」という意見もたまにあるけれど、そこにちゃんと目指すものがあることを、実際に作っている方からお話を伺えて、本当に貴重な機会だったと思います!ぜひ知って頂きたいところです。

新しい技術を驚きの体験レポート!

印象に残ったことは?
またミステリーハンターを務めた感想は?

過去の「大阪万博」も未来の「大阪・関西万博」も、どんな社会や世界にしたいか、希望をぎゅっと凝縮して、表現している場所だなと感じました。沢山の人が未来のことを考えて、現状を良くしようと開発されている姿を学べたことも大きな発見です。私自身、普通に生きているけれど、その社会にいる一人だとじわじわと実感が湧いてきました!

大阪万博、大阪関西万博について教えて頂いた
大阪府立大学特別教授・橋爪紳也先生と

ミステリーハンターとして、感動したことや体験した感覚を伝えるのは「難しいな、表現方法は色々あるんだろうな」と思うことが多かったです。でも結局、撮影本番では普通に感動しちゃったり、驚いちゃったり、楽しかったり。多分、ありのままの姿が映っていることが多いような…(笑)。そこも含めて伝わったら嬉しいなと思います!

大阪万博の再現シーンも必見!

こぼれ話

ミステリーハンターを務めた小泉里子さんと
東野絢香さんにその感想をお聞きしました!

ドバイ万博での撮影は大変でしたか?

日本でも人の集まる場所での撮影は、居合わせた方の邪魔にならないことをいつも考えながら行動しているのですが、それが今回は全くありませんでした。撮影をしていると、ドバイ万博のセキュリティの方が自然にお客さんを誘導して下さったり、私たちの様子を見ながら手助けになるように動いて下さったりも。大変どころか「やっぱりやさしいな」とあらためて感じる体験でした。万博ボランティアの方たちをはじめ、ドバイの人たちはやさしくて親切で、日本のようにそう感じられる国は、私は初めてでした。

大阪・大阪関西万博を取材した東野さんは
意外な発見が!

今回大学の教授からお話を伺う機会が多く、初めは「難しい話になるのかな」と構えてしまって、かなり緊張していました。でもみなさんとても丁寧に、素人の私にも分かる言葉で専門的な内容を話して下さるんです。「こんなに分かりやすく、しかもユーモアを持って伝えて下さるんだ!」と、この発見は衝撃的でした。

こちらはEXPO’70パビリオンに
展示された「手の椅子」

過去の万博、未来の大阪関西万博について教えて頂いた橋爪紳也先生は、本当に何でもご存じでした。まだ海外へ行った経験のない私が「先生はどの国がおすすめですか?」と質問すると「この国はこうで、あの国は…」と的確に説明して下さり、思わず「頭がいいですね!」と言ってしまったんです。大変失礼なことなのに、笑顔で分かりやすく親身になって教えて頂き感動しました。それくらい素敵な方々と一緒に、これからの社会について考えていけるんだと、最初の緊張は嬉しい気持ちに変わりました!

「太陽の塔」の下で橋爪先生と

オフショット

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