日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2021年9月4日 よる9時から放送

第1606回

モアイが繋いだ絆
イースター島からの恩返し

ミステリーハンター

米本 学仁(よねもと たかと)

1979年3月9日、宮城県生まれ大阪府育ち。2007年に映画プロデューサーを目指し単身渡米すると、180cm180kgの体格とユニークなキャラクターで注目され、ハリウッド大作『47 Ronin』(13)でいきなり俳優デビュー。以降、海外作品から国内の映画話題作に次々出演。2020年より日本に拠点を移すとバラエティでも才能を発揮。主な出演作品は、『LOVE』『真田十勇士』(16)、『愛なき森で叫べ』『The Good Place』『全裸監督』(19)など。またメインキャストで出演した公開待機作に『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』『総理の夫』(21)などがある。ミステリーハンターは今回が初めて。

ミステリーハンター

清水 明子(しみず あきこ)

イースター島のホテルで勤務。ミステリーハンターは今回が初めて。

チリのイースター島におよそ1000体ある謎多き巨石像、モアイ。世界中の人たちが憧れる世界遺産のひとつです。次回「世界ふしぎ発見!」では、そのモアイにまつわるチリと東北の知られざる友情の物語に迫ります。宮崎、奈良、そして宮城を取材したミステリーハンターの米本学仁さんにお話を伺いました。

何と「世界ふしぎ発見!」がきっかけで
始動したチリと日本の共同プロジェクト!
壊滅的な被害を受けたモアイを修復

まるでイースター島にいるかのような
気分になれる宮崎県日南海岸のモアイ

最初に取材をしたのは、イースター島の長老会が海外に初めて正式の復刻許可を出して作られた宮崎県日南海岸のモアイです。以前写真では見たことがあって知っていましたが、実際に目の前に立つと、なんじゃこりゃ!の迫力で(笑)。想像していたより遥かに大きく圧倒されました。さすがお墨付きの完全復刻ですね。そして今回の取材で、なぜお墨付きを頂いたのか探っていくと、そこには心温まる素敵な絆物語がありました。

「よく見ると一体一体微妙に
違うんですよ!」(米本さん)

僕は今回の取材で初めて知りましたが、およそ60年前のチリ地震によりイースター島のモアイは壊滅的な被害を受け、長らくほとんどが倒れたままでした。それを今僕たちがよく見る世界遺産モアイへ修復したのは、日本が協力を申し出て始まったプロジェクト。しかもプロジェクト始動のきっかけは「世界ふしぎ発見!」での黒柳徹子さんの発言なんです!

イースター島で最も人気のモアイ
アフ・トンガリキをレポートする清水明子さん

奈良では、修復プロジェクトに関わり今もイースター島の方々に敬愛されている石工の左野勝司さんにお話を聞かせて頂きました。左野さんは、長年潮風を受け劣化した石の状態を調査し、重さを予測してどのように動かすのがベストか現地の方に指導された方です。お話を伺って、左野さんはモアイを修復しただけなく、未来に繋げた方だと思いました。石を扱う技術はもちろん、文化財を継承していく想いも伝えたのです。それが島の方たちの心にもちゃんと届き、今も忘れられていない。まさに偉業だと思います。

数々の文化財の制作や修復に
携わってきた石工の名工、左野勝司さん

チリと三陸を襲った
巨大地震と津波の惨事
そしてそこから生まれた絆

さまざまな南三陸の特産品の中にモアイ!

東日本大震災で宮城県の南三陸町が甚大な被害を受けたことは皆さんも記憶なさっていると思います。ですが、およそ60年前イースター島のモアイを崩壊状態にさせたチリの地震の際にも、南三陸に津波が押し寄せ大変な被害がありました。そしてチリ津波から30年後、その時の惨事を風化させないためにと作られたのが、南三陸町のモアイです。以来モアイは南三陸町の方たちに親しまれ、愛されてきました。町のみなさんのお話を聞いていると、これはイースター島が本家云々じゃなく、れっきとした三陸モアイだと。それくらいみなさんの生活にモアイの存在が根付いていると感じました。

長年愛され続けてきた南三陸町モアイの頭部
東日本大震災の際に奇跡的に見つかった

高校生たちが始めた町おこし
「南三陸モアイ化計画」

津波の教訓として作られ、愛されてきたモアイですが、東日本大震災の巨大津波にさらわれてしまいました。想定していた津波の3倍の大きさだったそうです。そこから南三陸町のモアイのために尽力してくださったのがチリ、イースター島の方々でした。瓦礫の中から見つかったモアイの頭部は、現在高校の校庭に置かれています。その顔はイースター島の方角を向いているそうですが、イースター島の方たちもずっと日本を見ていてくださっていたのだと感じました。この心温まるエピソードの数々は、是非番組を通じて知って頂きたいです。

震災後、モアイは再び
町の人を元気づける存在に

宮崎のモアイを見た時、僕にとってモアイは巨大な石像でした。でも南三陸の方たちのお話を伺っているうちに、モアイは‘ある’じゃなくて‘いる’のだと思うようになりました。単なるシンボルやオブジェじゃない。人もモアイもお互いに見守り合っている…そう感じます。

感謝と復興への想いを込めて
チリから贈られた2代目モアイ

こぼれ話

米本学仁さんのこぼれ話、お楽しみください。

ミステリーハンター初挑戦の
米本さんが感激した出会いとは?

南三陸で頂いたカキは、まさに感激でした。めちゃくちゃ美味しかったです!産卵前の特別なカキで、雑味がないピュアな味というのが特徴と伺ったのですが、これまでカキを食べて特に雑味とか感じたことはなくて(笑)。頂いてこういうことか!と驚きました。口の中で濃厚なカキの旨みがきれいに広がっていくのです。また、その土地の新鮮な食材を地元のお酒と共に頂くというのは、最高だということも改めて実感しました。

そして僕にとって初めてのミステリーハンターは、素晴らしい出会いに溢れ、温かさに胸を打たれた旅だったと感じています。さまざまな方に素敵なお話を聞かせて頂き、幸せでした。石工の左野さんは、僕の地元からも近い奈良にお住まいなので、またお会いするのを楽しみしている方の一人です。左野さんの偉業は番組でご紹介しましたが、僕が最も感銘を受けたのは、左野さんにとって日々石を穿つという地道な作業がすべての原点だということ。そこから想いや行動が生まれてくるというのです。自分もそうありたいと憧れます。いつでも遊びに来いよと言って頂いたので、コロナが収まったら、日本酒を持って伺いたいです。お酒を飲みながらまたお話を聞かせて頂きたいですね。

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