日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2021年7月3日 よる9時から放送

第1601回

究極の雪国
越後で見つけた素敵な日本

ミステリーハンター

冨永 愛(とみなが あい)

日本を代表するモデル。17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍。またテレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、女優など様々な分野にも挑戦。日本人で唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場をクリエイティブに広げている。公益財団法人ジョイセフ アンバサダー、エシカルライフスタイルSDGs アンバサダー(消費者庁)。
ミステリーハンターは今回が初めて。

今回のテーマは「越後」。場所は佐渡を除く現在の新潟県にあたります。実はこの越後には世界からも注目される魅力が満載!日本人があまり気づいていないその魅力を追うミステリーハンターは、世界を代表するトップモデルの冨永愛さんです。一体、どんな発見が?

越後で育まれた独特の文化をレポート!
特に印象に残ったこと、驚いたことは?

魚沼市のお寺では、江戸時代に活躍した越後の名匠による彫刻を見ることができました。この彫刻家のことは初めて知りましたが、作品の素晴らしさに感動して、より多くの人に知ってほしいと思いました。日本の文化遺産になりえる貴重なものと出会えたことに感謝します。

越後にしか残されていないという
天井や壁を彩る極彩色の彫刻をレポート!

また当初、取材予定にはなかったのですが、訪ねた美術館では私の好きな「縄文時代に使われた火焔型土器」の素晴らしい展示があり、興奮してしまいました!

越後で多く出土している縄文の火焔型土器
そこにも越後ならではの理由が

これまで越後については、スキー場やお米、お酒などしか知らなかったのですが、この取材をきっかけに後世に残したい、残すべき自然、文化があることを知りました。そして、日本酒の奥深さ、美味しさを再確認しました。

世界から注文が入るあの生き物の養殖場へ

目の当たりにしたのは1tもの牛同士の激突!?
雪国・越後だからこその行事や伝統にふれて

山古志村では、世界でも珍しい「牛の角突き」という伝統行事の様子をレポートします。牛同士の試合ではありますが、そこに勝ち負けはなく、その理由を伺うと、牛を大切に思う地元の方の心にふれることができました。また闘牛場では、大きく荒々しい牛が怖かったのですが、翌日、牛舎を訪れた時の牛はまるで印象が違っていました。あまりの牛の愛らしさに驚き、感動して、牛のオーナーになろうかと思うほどでした!

こちらは行事の装束をまとった村の方々
この行事で新たに始まった取り組みもレポート!

冨永さんが制作しているのは…?

ミステリーハンターを務めた感想は?

実はクリスタルヒトシ君を勝ち取ることと、ミステリーハンターになることが子どもの頃の夢でした。クリスタルヒトシ君は回答者として番組に参加した時に(※第1594回「本能寺の変 解き明かされる新たな真実」)、そして今回のミステリーハンターで、二つの夢が叶い感無量です。またスタッフの皆さんが丁寧に、番組に愛情をもって取材していることに感心しました。

この撮影は一体!?

さらに越後の魅力を知る匠のもとへ

こぼれ話

取材で訪れた場所について

□清津峡
峡谷美と柱状節理の特徴的な地形が見られる日本三大峡谷のひとつ。岩場に沿って登山道があったが、現在は観光用のトンネルが作られている。※渓谷トンネルでは混雑緩和のため繁忙期のみ事前予約制による入坑者数の制限あり。2021年の事前予約対象期間(平日含む)7/22〜8/15、10/23〜11/7
住所 新潟県十日町市小出

□越後妻有トリエンナーレ「大地の芸術祭」
2000年から3年に一度開催。芸術祭期間中だけでなく、1年を通して、約200点の作品を楽しむことができる。季節ごとに企画展やイベント、ツアーも開催。

□新潟県立歴史博物館
新潟県の歴史・民族を総合的に紹介。また全国的・世界的視点から縄文文化を広く研究・紹介する 縄文博物館でもある。
住所 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2

□西福寺開山堂
曹洞宗のお寺である赤城山西福寺。このお寺を開いた初代の御住職がまつられている開山堂には、幕末の名匠・石川蝶雲による彫刻や絵画が残されている。栃木県の日光東照宮にも劣らないほど見事であることから、越後日光開山堂ともよばれている。
住所 新潟県魚沼市大浦174番地

□酒蔵 吉乃川
酒蔵が日本で一番多い新潟県の中でも最も古く、戦国時代から続く。2019年に誕生した「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」醸蔵」では、バーや売店のほか、酒造りや歴史について紹介している。
住所 新潟県長岡市摂田屋4-8-12

□山古志の錦鯉
長岡市に位置する山古志は錦鯉発祥の地。棚田を転用した養殖用の池や養殖場も数多く、世界へ向けて輸出・販売されている。

□山古志の牛の角突き
長い冬の間、牛舎に押し込められてしまう牛たちの闘争本能を昇華するために始まったという行事。1000年の歴史があるとされ、牛が農耕での役目を終えた今も、伝統行事として年に10回ほど開催。
問い合わせ先 やまこし復興交流館おらたる
住所 新潟県長岡市山古志竹沢甲2835

□十日町明石縮
透き通るほど薄い生地で夏の着物の代表格、十日町明石縮。薄く軽い生地は「蝉の羽」と言われ、その肌触りは「幻の着心地」と言われる。
問い合わせ先 きもの絵巻館
住所 新潟県十日町市寿町3-2-15

□猫ちぐら
お米を脱穀した後の藁で様々な生活用品を作ってきた越後の稲わら文化。その文化が今も息づく関川村では、大人気の民芸品「猫ちぐら」という猫専用の家も誕生。
問い合わせ先 猫ちぐらの会
住所 新潟県岩船郡関川村大字上関1252-1

□南部神社
狛犬ならぬ「狛猫」のある全国的にも珍しい神社。織物文化の根付く越後では、ネズミから蚕を守る存在として猫は大切にされた。
住所 新潟県長岡市森上1062

※2021年7月現在
新型コロナウイルスによる営業状況等、最新情報は事前にご確認ください

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