日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2020年6月20日 よる9時から放送

第1558回

竹内海南江のアメリカ大陸大冒険!

ミステリーハンター

竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!105ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、『あっというまに』(KKベストセラーズ)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」

次回「世界ふしぎ発見!」は、ミステリーハンター・竹内海南江さんがレポートしてきた雄大で美しく不思議に満ちたアメリカの絶景大特集!竹内さんに見所を教えて頂きました。

国立・州立公園がおよそ40!
絶景ポイントが集中する
アメリカ南西部グランドサークル

今回ご紹介するのは、主にグランドサークルと言われているアリゾナとユタの州境を中心に約460キロの円の中にある国立公園や州立公園などを取材したものです。グランドサークルでは、グランドキャニオンやモニュメントバレーを代表とする自然が造った大地の美しさが魅力の絶景が多いですね。

グランドサークルには数多くの絶景があり、しかもそれぞれに特徴があります。そしてその美しさは地球の歴史を物語っています。地球という天体の活動、あるいは地球上で起こった環境の変化などが刻まれているのです。地球は生きているんだと実感できる絶景です。

古代アメリカ文明の遺跡

またそれらの絶景は、美しく、不思議です。どうしてそんな形状になったのか、どうしてこんな色なのか、案内をしてくださった地質学者の先生のお話もとても興味深かったです。

石を積み上げた遺跡のよう!
大人気のブレインロック

立ち入りは1日20人限定!
地上で最も美しい場所と称えられる
ザ・ウェイブ

そして一番の見所は、やはりザ・ウェイブですね。波のようにうねる虹色の岩なのですが、その美しさも規模の大きさもここでしか見られないもの。その光景を目の前にした時には興奮しました。地上で最も美しいと言われているのですが、岩が脆く繊細なので立ち入りが厳しく制限されています。保護区に入れるのは1日わずか20人のみ。しかも抽選です。あらかじめインターネットの抽選で当たった10名と、前日現地の抽選会で当たった10名。ザ・ウェイブを見るというのは、まさにレア体験なのです。

そのため取材した当時は、日本ではあまり知られていませんでした。ですから何とかその映像をお届けしたいと思っていたのですが、その時ばかりは特別な許可はおりず(笑)、私たちも抽選に参加しました。限られた日程の中、抽選会に参加できるチャンスは3回、しかも参加するメンバーの数は6人…。あの抽選会も忘れられないですね。この取材で出会った方たち、抽選会での奇跡、そして実際に見ることができたザ・ウェイブ。すべてにおいて特別でした。

こぼれ話

番組でもご紹介しましたが、1日に20人しか入ることのできないザ・ウェイブの素晴らしい映像をお届けできたのも、抽選会で当たりその権利を辞退した方たちがいたからです。抽選会にトライできる最終日、最後の一人を選ぶ抽選で、当たったグループの方が辞退したことでもう一度抽選が行われ、取材班が選ばれました。それだけでも稀な幸運ですが、すでに当たっていた3人グループの方たちがその権利を譲ってくださり、竹内さんを含む4人で取材をすることができたのです。その時の秘話を竹内海南江さんが教えてくださいました。

さまざまな国を取材して、素晴らしい幸運に恵まれたと感じたことはたくさんありますが、ザ・ウェイブでの抽選会は、幸運を超えるまさに奇跡でした。最後の最後で当たったという驚きで興奮状態だった私の前に素敵な女性が近づいてきて権利を譲ると言ってくださったのですが、その時何で彼女の言葉が自然に頭に入るんだろう?と思ったんです。彼女が日本語で話しかけてくれたからと気付いたのが数秒後でした(笑)。さらにその夢のような申し出にちょっとしたパニック状態になってしまったのか、ボーッとしてしまって、実はちゃんとお礼も言えていませんでした。目の前で起きていることに、感情や思考が追いつけなかったのかもしれません。少し時間が経って喜びがじわじわと湧いてきて、この感激と感謝を伝えたいという想いに至った時には彼女たちは既にいませんでした(笑)。想像もできないような幸運が重なると人は呆然としてしまうものなのですね。初めての体験でした。

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