日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2020年2月15日 よる9時から放送

第1543回

まだまだ知らない!南イタリア 魅惑のプーリア旅

ミステリーハンター

古谷 有美(ふるや ゆうみ)

北海道出身。2011年にTBSに入社。アナウンサーとして数々のテレビ、ラジオ番組を担当。趣味は、絵を描くことと、旅行。学生時代からバックパックで行った旅先はのべ30か国以上。今回はVTRの中に本人の描いたイラストも登場する。初挑戦となるミステリーハンターは子どもの頃からの夢。

今回はミステリーハンター初登場の古谷有美さんが、南イタリアのプーリアを訪ねます。待っていたのは不思議で、美味しくて、魅力的な街の数々!一体、どんな旅に?

今回は南イタリアのプーリアへ!

イタリアというと、ミラノやローマなどのイメージが強くありました。でも今回行くのは南イタリアのプーリアと聞いて、「どんな感じで、どんな出会いがあるかな?」と、期待や少しの不安も感じながらロケへ。訪れてみると…、緑が多くて家がポツン、ポツン。落ち着いた雰囲気の中に、積み重ねた歴史や哀愁を感じました。人々は大らかで、ほどよく大雑把。とても居心地がよく、誰にとっても落ち着くことのできる原風景のような印象でした。

プーリアではどんなリポートを?

まずはプーリアの食に注目しました!それも街ごとの面白さがあって、名物は”小さな爆弾”という肉の街や、その見た目にビックリするパンの街、パスタの名前がついた通りもあれば、レストランがとても多い街など…、ご覧になるときっとお腹が空いてくると思います(笑)。どの街もこじんまりしながら、でもちゃんとキャラクターが立っているんです。

レストランの街では、プーリアの
伝統料理を出す人気のお店へ!

美味しさに負けない魅力も?

レストランや、伝統野菜を作る農家、また手仕事の街にあるレース編みのお店をはじめ、取材した先々で感じたことです。それは、みなさんが「食べるのが大好きだから!」とか「編み物をする時間が最高に幸せで、こんなお店まで開いちゃったの!」など、仕事でも自分の好きという感情にすごく正直なんです。

ロケの間は、「この人いい顔してる!」「この人の笑いジワったら最高!」と感じる毎日。そんな素敵な方々がたくさん登場します!

取材をして感じたこと、
また見どころは?

今回は美味しい物や、にぎやかな映像が盛りだくさんなので、きっと私のようにすぐプーリアに心奪われると思います(笑)。またそれと一緒に、プーリアの人たちがあたり前に大切にしてきた暮らしや生き方など、そこからも見いだせるものもありました。

お父さんからパンのお店を引き継いだ青年

プーリアはオリーブオイルの一大産地で、あるオリーブ農家の男性を取材しました。男性は以前は別の仕事をされていて、そちらの方が休みも収入も今よりあったそう。それでも自分たちの大切なオリーブの生産にかかわる大変な仕事に、今は誇りを持っているんです。出会ったみなさんが、高級なものや何でも揃っていることだけが豊かさではないんだと、ごく自然に教えてくれた気がします。幸せとは何だろう?そんな真面目な問いがふとできるのも、プーリアの飾らない魅力がゆえでしょう。

私は今30代で、この先の人生の色々な場面で、今回出会った方々を頭の片隅で思い浮かべる気がします。リポートを通して、色んな世代の方が豊かさって何かな?と思う時間になると嬉しいですね。また番組をご覧になる時は、きっとお腹が鳴るので(笑)、ぜひワインとチーズを置いて楽しまれることをおススメします!

海岸線に面したプーリアは
美味しい海の幸も!

こぼれ話

取材が終わっても続く食の発見!

プーリアに滞在中、翌日の撮影に備えて、夕食のお店を午後6時半に予約したことがありました。時間通りにそこで食事を始めたところ…、「あれ?このお店、大丈夫だったかな!?」とみんな不安に。私たちのほかにはお客さんがまるでいなかったのです。そして食事が終わって帰る頃、ようやくお店は満席に。夜ご飯の時間が日本より遅くて、とにかくたくさん注文しますし、たくさんお喋りもする。食事を楽しむ時間が長いんですね。

ただ同じイタリアでも地域によって多少差があるようで、早い時間にレストランを予約しようとすると「君らは北部の人間か?」と言われてしまうというお話も(笑)。またガイドさんいわく、夏は遅い夕食の後にさらにジェラートを買って食べながら帰るとか。日本でジェラートのお店が深夜まで開いていたら、逆に驚いてしまいそうですね(笑)。取材以外でも色々な食の発見がありましたが、プーリアは、訪れたら間違いなく、食いしん坊になって帰ってくる場所だと思います!

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