日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2019年12月14日 よる9時から放送

第1537回

トルコ・天空のピラミッド
巨大地下都市に隠された 鉄の帝国

ミステリーハンター

大杉 亜依里(おおすぎ あいり)

神奈川県出身。タレントとして数々の番組で活躍。特技のランニングでは、ランナーズマイスターの資格を取得、国内外のフルマラソンに参加し、ランニングイベントにも多数出演。雑誌『ランナーズ』の2015年年間表紙モデルに抜擢された。スイス発のスポーツブランドOnジャパンのアンバサダーを努める。 趣味はサッカー観戦で、サッカー情報番組のMC、レポーターとして国内外で取材することも。
公式ウェブサイトはOsugi Airi offcial web site
ミステリーハンターは今回が15回目。

今回、ミステリーハンター・大杉亜依里さんが訪ねるのは、トルコ東部に広がるアナトリア高原。そこには奇岩怪石のカッパドキアや、1万5000もの人々が暮らしたという地下都市…、さらにピラミッドが!一体、どんな発見が…?

トルコ・アナトリア高原を訪ねた感想は?

ミステリーハンターとしてトルコへ4年ぶりに行くことになって、とても嬉しかったです。そこで、あらためて訪れるアナトリア高原周辺を調べてみました。でも今回初めて知ったピラミッドについては、「トルコのピラミッド!?」と、実物を目にするまでピンとこなくて…!

そして、ピラミッドがあるというネムルト山へ行った時は、「なんだろうここは!?」とすごく不思議な感じがしました。到着したのは日の出前で、辺りが薄暗い状況から少しずつ明るくなっていく中、姿を見せ始めたのは、ごろごろ転がった人の顔の大きな石像…。さらにトルコのピラミッドも現れて、そこはまさにミステリーの雰囲気に満ちた場所でした!

カッパドキアでは楽しい再会も?

カッパドキアの岩の中で、代々暮らしているご一家を再び訪ねました。成長した少年との再会も面白かったです(笑)。また以前よりかなり整備が進んで、新たな名所も生まれている世界遺産・カッパドキアの様子も新鮮でした。

カッパドキアの下にある広大な地下都市へ

実際に地下へ入って、レポートするために周りの様子に集中していると、「あ、今、地下空間にいるんだ」というのをふと思いだすんです。それくらい息苦しさがなくて、逆に不思議な感覚になりました。しかも地下都市には、まだまだ発見されていない深い部分もあるそうです。既に決められたルートのあるエリアは、その通りに進めば迷いませんが、もしまだ何もない状態でこの地下都市に入ってしまったら…、「私は絶対外へ出てこられない!」と思いました。

誰が何の目的で作ったのか?

アナトリア高原で行われている
古代都市の発掘現場へ

アナトリア高原で35年もの間、3カ所の古代都市を発掘調査されている大村幸弘先生と正子先生ご夫婦を再訪しました。武器だけでなく、生活用品などでも人類を進歩させてきた鉄を、誰がいつ作ったのか…。その起源を40年以上にわたって探求されています。カッパドキアの地下都市と、世界でいち早く鉄の武器と戦車を操ったといわれる帝国との繋がりにも注目しました!

「鉄の起源を探る発掘調査は今後大きな発見
のある可能性が高く、注目です!」(大杉さん)

この取材では、長年の調査から導き出した仮説が、新たな発掘によって覆されるという、考古学の一面に触れたのも印象深い出来事でした。そのショックは計り知れませんが、でも同時に、発掘現場での大村先生の様子や、インタビューから気が付いたこともあったんです。発掘現場では、現地の多くの若者が仕事をされていて、先生は彼らの話を本当によく聞かれていました。指示するだけではなく「あ、そういう考え方もあるね」といつも耳を傾けるんです。先生の若々しさや柔軟性が伝わってきましたし、想定外の発掘結果からも、次の考えを見つけ出していく、考古学のリアルな現場を知る機会に恵まれました。

見どころは?

もし前回のカッパドキアのレポートを見て下さった方がいたら、最新の様子も楽しくご覧頂けると思います。そして今回は、トルコは色んな技術を持つ職人の国で、その積み重ねで様々な文化が重なっていった、面白い土地なんだなという部分です。奇岩が並ぶ絶景は、自然の姿のままでも圧倒されますが、そこに人の手が加わって、さらにすごいものになっていくトルコの面白さを見つけて頂けると思います!

こぼれ話

モザイク博物館でビックリ!

放送はされなかったのですが、トルコ南東部ゼウグマで発掘された、古代のモザイク画を博物館で見た時は驚きました!当時、チグリス川やユーフラテス川沿いにあった、貴族の豪邸に飾られたもので、拾い集めた川の石だけで作られているんです。美しい色彩は、石のわずかな色の違いで表現されていました。青色に使うラピスラズリは、たくさん出てくる石ではないので、ガラスに着色したそうですが、でもそれはほんの一部。やっぱりトルコは昔から、高い技術やこだわりを持つ、すごい人たちがいたんだなと納得の素晴らしさでした!

<ゼウグマ・モザイク博物館(Zeugma Mozaic Museum)>
Mithatpasa Mahallesi Haci Sani Konukoglu Bulvari Sehitkamil, Gaziantep 27500, Turkey

カッパドキアに出来た石の新名所でプンプン!

新たな石の名所となった、馬の地上絵を取材した時のことです。実際に石を並べて地上絵を作られた方たちと、ドローン撮影でその様子を確認しました。そこには一人、小さな女の子も。その子はお母さんに、「馬を見に行くわよ!」と家を連れ出されていました。でもついて来たら、あったのは石ばっかり。それにもうプンプンで(笑)、ドローンの映像を確認するまでずっと、「全然、馬いないじゃん!」と怒っていました。そしてようやく地上絵の映像が見られると、少し機嫌が良くなったのですが、今度は「馬だけど…、本物じゃないじゃん!」って。とても可愛かったです(笑)。

オフショット

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