日立 世界ふしぎ発見!

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2019年5月18日 よる9時から放送

第1513回

ウルル・エアーズロック 太古の暗号が語る聖地の秘密

ミステリーハンター

VANRI (ばんり)

1992年1月21日生まれ、大阪府出身。2013準ミス・ワールド日本代表。女優、タレントとして活躍。大の鳥好き。ミステリーハンターは今回で6回目。

オーストラリア大陸のほぼ中央にある巨大な一枚岩・ウルル。このウルルの登頂が間もなく全面禁止に。一体なぜなのか…?ミステリーハンター・VANRIさんが、太古の時代から大地と共に暮らす者が語り継いできた、驚くべき理由に迫ります!

オーストラリアにある世界最大級の一枚岩・ウルルヘ?

取材先がオーストラリアと聞いて、最初は「どんな取材だろう?動物とたくさん出会えるかな?」と想像しました。ウルルへ行くと知った時は、登れるものだと思ったので、そうではないと知って少しがっかりも…。でも、実際の聖地ウルルの取材は「自分は何も知らなかった」と痛感することから始まりました。取材前の自分に恥ずかしさを感じることもありましたが、今回、先住民・アボリジニの人たちが大切にされてきた聖地ウルルを間近に見て、お話を聞いて、まるで違うオーストラリアが見えてきたんです。

近づくと、遠目とは全然違う様子が!

ウルル周辺には不思議な生き物や驚きの光景も

ウルル以外にもアボリジニが聖地と共に生きてきた場所へ?

マウント・リービックというアボリジニの村を訪ねました。彼らの集落は、文化を守るため人の出入りが厳しく制限されていますが、この場所と深い繋がりのある内田真弓さんという女性の案内で、私たちは特別に入れて頂くことが出来たんです。だからかなり緊張しましたが、村に着いた瞬間、子供たちが普通にハグや、ヘーイ!とハイタッチしてくれて…? もっとこう「何者?」と遠目に見られるとか「ここは撮影しないで。そのことはお話できません」などと言われるかと思っていました。

真弓さんの存在があってこそですが、基本的にみなさん壁が無くて、温かくて、不安は一瞬でなくなりました。ウルルを聖地とするアボリジニの女性と出会った時も、英語の単語でお話しするから密な会話は出来ないけれど、何かを分かり合って盛り上がったり、女性同士の会話をヒソヒソしたりも(笑)。もっと聞いて欲しい、分かって欲しいという気持ちが大きいのだなと感じました。

内田さんとアボリジニの女性と

印象的だったことは?

アボリジニの人々の村には政府の支援で家や病院、学校などがあってかなり近代化していました。でも、車で一緒に出かけた後に、ちょっとした出来事が…。「どこで降りる?」と聞いたら「リバー!」という答えが返ってきたんです。「え、今日どこで寝るの?」「リバー」「夜は…、寒いよ!?」と私たちには思わぬ展開に。
またお話をしていると、服やシャンプーなど必要とする物はあっても、何でもシェアする文化だからか、物自体に執着がないのを感じました。アボリジニの人たちの描くアボリジナルアートが今注目されていますが、その絵で誰かが収入を得ると、その人がみんなを養うのが当たり前の世界なんですよね。

元々、身体や砂の上に描いていたアボリジナルアート

それにお金があってスーパーへ行けば何でも買えるのに、一方で狩猟にも行かれるんです。狩猟は楽しみで、近代化の中にも昔ながらの生活がありました。一緒に過ごすうちに、普段自分が当たり前に思っていたことに「本当にそうなのかな?」と立ち止まったり、自分を守る鎧のように考えていたものが「あ、これっていらないんだ」と取り払われたりも。生き方って色々あるんだなと思いました。アボリジニの人たちと私たちは、似ている部分がたくさんあればそうじゃない部分もあって、そんなところも面白く見て頂けると思います!

オーストラリアの新たな楽しみ方を発見?

今回は、今年10月26日でウルルへの登頂が全面禁止となる理由をレポートするのですが、聖地と共に暮らすアボリジニの人たちとの出会いで、オーストラリアの見方はもちろん、楽しみ方もさらに広がると思いました!これは願望でもありますが、アボリジナルアートを一緒に描くなど、アボリジニの方と触れ合える機会が増えたらいいですね!今回オーストラリアの内なる部分を発見出来たからなのか、滞在中にメルボルンなど都会に行っても、「私はまたあそこに行きたい!」とすごく感じました!

ウルル周辺ではカラカラの砂漠が夜、やさしい光のお花畑に!?

今注目のアボリジナルアートはただの芸術ではなかった!

こぼれ話

ロケのこぼれ話をご紹介!

これで本当の…?

アリススプリングスでは、アボリジニのみなさんを取材する中で、狩りに行かれると聞いて同行したんです。ついて行くと、一本の木の中を掘り始めました。もうこの時点である予感が…。でも乾燥地帯で長く雨が降っていなかったから、初めは全然その“獲物”が見つからなかったんです。狩りの様子をご紹介したい気持ちと、自分自身の葛藤がせめぎ合う時間でしたが(笑)、思った通りイモムシが見つかった時はやっぱり嬉しくて。ただ木の中から取り出された姿は思った以上に大きかったです!

レポートでは、半熟で美味しいという蒸し焼きをご紹介しましたが、ほかにも食べ方があって、実は生の状態でも頂きました!味わいとしては、ぷちっとはじけた後に生卵が広がっていく感じですね。この日は他にもなかなかレアな“カンガルーの尻尾”を食べたのですが、イモムシの鼻から抜ける香りがいつまでも残っていました(笑)。強烈な体験でしたが、これで本当のミステリーハンターになったんだな…、という気がしました!

オフショット

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