日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2019年4月13日 よる9時から放送

第1510回

世界で一番新しい国 南太平洋 ニウエ

ミステリーハンター

鉢嶺 杏奈(はちみね あんな)

1989年7月19日生まれ。趣味は散歩、特技はダンス。女優としてテレビ、ラジオ、舞台、CMなどで幅広く活躍中。ミステリーハンターは今回で23回目(スペシャルの回は含まず)。

次回「世界ふしぎ発見!」の舞台は、南太平洋に浮かぶ小さな国、ニウエ。2015年に日本政府が国として承認した最も新しい国家ニウエをレポートしたミステリーハンターの鉢嶺杏奈さんにお話を伺いました。

番組取材初! 世界で一番新しい国ニウエ

今回取材をしたニウエへ唯一定期便が出ているのが、ニュージーランドのオークランドです。ですから、まずはオークランドで取材をしました。オークランドにはニウエの方たちがたくさん住んでいるのです。街の人にインタビューすると、みなさんニウエをご存知でした。日本でニウエを知っている人を探すのは、かなり大変な取材になると思いますが(笑)、オークランドでは「ニウエの友達が30人くらいいるよ」なんて方もいてびっくりしました。

オークランドのニウエから移住してきた人たちのコミュニティー
「みなさんニウエの伝統を大切にしていました」(鉢嶺さん)

そして週2回の定期便に乗りニウエに向かいました。約3時間でニウエに到着。周辺に離島などはなく、まさにポツンと浮かぶ小さな島というのが上空からの印象でした。その時は、人口1500、年配の方たちばかり?取材は大変かも…という思いがよぎったのですが、空港に降り立つとそんなイメージが一変しました。空港は久々の再会を喜ぶ人たちの笑顔で溢れていました。

ニウエは珊瑚礁が隆起してできた島
海岸は砂浜のビーチがほとんどない

そしてニウエでの取材を始めてからは、誰かにお会いする度に心が洗われていくような気がしました。訪問者である私たちに対しての接し方が、温かくおもてなしをしてくださるとか、気さくでフレンドリーとかでは表現しきれないですね。初対面なのに「おかえりなさい!」と迎えて頂いているような感じなのです。

ドライバーとして島を案内してくれた
クリステルさんと夫のザックさん
ザックさん一家は3年前 ニュージーランドからニウエに戻ってきた

近年ニウエの特産品として注目されている作物
ニウエでは今、海外へ移住しなくても収入が得られるように
さまざまな仕事が生まれている

ニウエの未来を担う子供たち

そして取材をして特に印象的だったのは子供たちです。まずその多さに驚きました。ニウエでは幼稚園から高校までの生徒数が440人もいるのです!小学校の授業を取材しましたが、本当にみんな楽しく学んでいました。オークランドで取材をした時には、子供の教育のために移住したというおばあちゃんもいましたが、今の教育現場はその当時と全く違います。子供の学ぶ意欲を向上させる最新の教育だと感じました。しかも誰もが知り合いの国だからでしょうか、シャイで人見知りの子がいないのです。そんな子供たちを見ていると、この国の未来は明るい!と感じましたし、新たにどんな魅力が増えていくのだろうと楽しみになりました。

「子供たちがニウエ語の民謡を歌ってくれました
歌詞は全くわからなかったのですが
子供たちの元気な歌声が彼らの純粋で
真っすぐな心をそのまま現わしているようで
涙が出そうになるほど感激してしまいました」(鉢嶺さん)

そして子供たちに話を聞くと、みんな一番大切なものは家族と言うのです。それは子供だけでなくニウエのみなさんが同じでした。とても小さな国だから誰もが知り合いというだけでなく、一番大切なものもみんな同じ。そこにこの国の魅力があると私は感じました。美しい海と自然、南洋の島独特の大らかでのんびりとした雰囲気ももちろんあるのですが、ニウエは、あの人に、あの家族にまた会いたい!と再び訪れたくなる国だと思いました。

日本では殆ど知られていない国ニウエ
しかしニウエの伝統を広めるために 尽力した日本人がいるのです!
その方が10年かけて作ったものをご紹介します

こぼれ話

ニウエの観光情報について、担当ディレクターに教えてもらいました。

日本では殆ど知られていないニウエですが、素朴な島でリゾートを楽しむ観光客が私の想像以上にいました。島には、宿泊施設やレストランなどが10件くらいあります。宿泊施設は、食堂のあるホテルは1件、あとはシャワー付個室が利用できるロッジが数件ありました。レストランやカフェは、ニウエの郷土料理というよりニュージーランド風のものがほとんどです。メニューもニュージーランド産の牛肉を使ったものが多かったです。ですが、何と和食レストランが1件ありました。料理するのも日本人の板前さんです。ニウエの近海では、キハダマグロが獲れるので、そのレストランでは寿司や刺身などのマグロ料理が味わえます。

一見グロテスクですが…とても美味なヤシガニ

ニウエで、私が最も印象に残っていることのひとつが海の美しさです。眺めた時の海の色、そして間近で見る透明度の高さ、本当にきれいでした。ダイビングショップもありますから、ダイビングやシュノーケリングのツアーに参加したり、機材をレンタルすることもできます。ただ、ニウエ周囲の海岸は遠浅ではないので、ある程度泳ぎに自信がある人向けの海と言えるかもしれません。また、2月から3月くらいにかけて、島周辺でカロアマという魚が獲れる時期はすべての海岸で遊泳が禁止されます。ニウエの人たちが大好きなカロアマを味わえる季節なのですが、シュノーケリングなどを楽しみたい方は、その時期は避けた方がよいでしょう。(担当ディレクター)

オフショット

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