日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2019年3月16日 よる9時から放送

第1508回

日本人の知らない 台湾・桜物語

ミステリーハンター

傳谷 英里香(でんや えりか)

1995年11月2日生まれ、千葉県出身。2012年アイドルユニット「ベイビーレイズJAPAN」のリーダーとしてメジャーデビューし、多彩な活動で多くの人から支持を受けた。2018年に惜しまれつつグループ活動に幕を下ろした後は、さらに活動の場を広げ活躍中。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞。特技はバスケットボール、スキューバダイビング。
ミステリーハンターは今回で1回目(スペシャルの回は含まず)。

桜の開花を心待ちにしているのは日本人だけではありません。実は台湾でも、ここ10年桜ブームが続いていて、お花見スポットは多くの人で賑わっています。南国・台湾の桜と桜にまつわる秘話をレポートしたミステリーハンターの傳谷英里香さんにお話を伺いました。

1月から5月までが桜シーズンの台湾
お花見スポットは桜を愛する人たちで大賑わい

日本より一足早く桜のシーズンを迎えた台湾へ行って来ました。台湾に桜のイメージがなかったので、どんな感じなのかとても楽しみだったのですが、桜が満開の場所では想像以上の盛り上がりで驚きました。みなさんにお話を伺うと、桜への想いが溢れていて、心から桜を愛していることがわかりました。

「台湾の桜は、色が濃く青い空によく映えてとてもきれいです。
また日本の桜の時期より気温も高いのでお花見をしていて気持ちよかったです」(傳谷さん)

台湾には昔から桜はありますが、各地に桜がどんどん増えていったのはここ20年ほどのことだそうです。しかも個人で植えた木も多いそうです。一人一人の桜への愛がたくさんの方の春を迎える喜びになっているなんてとても素敵ですよね。

新興住宅地に桜を2000本植えた桜ボランティアのみなさん

そして桜の名所では、写真を撮っている方がたくさんいました!日本では、女の子のグループがSNS映え写真を撮っているのをよく見かけますが、台湾ではカップルが多かったです。彼が桜をバックにいかに彼女をきれいに撮るか頑張っていましたし、女性の方はポーズに気合いが入っていました(笑)。撮った写真を見せて頂いたのですが、素敵でしたよ。みなさん撮るのも撮られるのも上手だと思いました。

旧正月を迎える2月初旬は新年の準備のため市場は多くの人で溢れている
ノリノリで呼び込みをする青年たちに傳谷さんも加わってイェーイ!

桜の名所グルメもご紹介!人気のイチゴ狩りへ
「とっても甘く美味しいイチゴでした」(傳谷さん)

「奇跡の桜」を訪ねて

私が取材をした時には、ほとんど開花していなかったのですが、台湾先住民族ルカイの方たちが暮らす村の桜には、とても感銘を受けました。その桜はトさんという個人のご自宅に植えられたものなのですが、桜の木の姿、そしてその桜にまつわるお話に感動しました。その桜は私がこれまで見たことのない姿をしていました。枝が横に広がっているのです。なぜ枝が横に伸びているのか、またこの桜が起こした奇跡を伺った時、実際はまだあまり咲いてなかったのですが(笑)、満開の美しい桜を見た時のような温かい気持ちになりました。

台湾最南端のピントンから車で2時間
先住民族ルカイの人たちが暮らす村ウータイ

まるで藤棚のように枝を広げるトさんの桜
この桜が起こした3つの奇跡とは?

知る人ぞ知る桜名所へ そこは何と桜名人の庭!?

今回の取材で、台湾にも素晴らしい桜の名所がたくさんあることを知りました。そして日本では当たり前のように毎年咲く桜が、台湾ではそうではないということを知ったのも大きな発見でした。日本のソメイヨシノなどは台湾の気候に合わず、数年で枯れてしまうこともあるそうです。ですが地道な品種改良によって、近年台湾各地でさまざまな桜を楽しめるようになったそうです。品種改良をして台湾に合う桜をたくさん生み出してきた桜名人の張さんのお話を伺い、また作業を見せて頂いて、その大変さを実感しました。

台湾の桜ブームを支えてきた桜名人・張州府さん
農園には30万本の苗木が植えられている

桜の栽培をしている桜名人・余さんご夫妻
広大な庭で2万本の桜を育てている
余さんの庭は知る人ぞ知る桜の名所

台湾にはいろいろな種類の桜が植えられているので、同じ場所でも1月から5月までの4か月間もお花見が楽しめます。これから満開を迎える桜もたくさんありますから、番組をご覧になって台湾桜巡りの旅の参考にして頂けたら嬉しいです!

こぼれ話

今見頃を迎えている台湾桜情報をご紹介いたします。

鉄道やバスを利用して見に行ける!台湾のお花見スポット

台湾には桜の名所がたくさんありますが、以下にご紹介するのは、鉄道やバスなど公共の乗り物で行ける旅行者にとって嬉しい見頃を迎えたお花見スポットです。

●北部・新北市の樹林区地政事務所
●北部・新竹市の桜の新竹公園
●中部・南投県の九族文化村
●中部・南投県のローカル線、集集線の車テイ駅
●南部・嘉義の阿里山森林鉄道

番組でご紹介した南部・ピントンの村、ウータイにある「奇跡の桜」の見頃は、3月いっぱい。東湖、温泉地としても大人気の陽明山、5000本の桜がある九族文化村は、さまざまな品種があるので、4月半ばまで。台湾でしか見られない固有の霧社(むしゃ)桜の名所、奥万大国家公園は海抜2000メートルを超える高地なので、4月後半まで楽しめるかもしれません。
また桜の鉄道とも言われている阿里山森林鉄道が通る阿里山などの高地のソメイヨシノは、かなり遅くまで見頃のようです。(担当ディレクター)

中部・南投県のテーマパーク、九族文化村で「世界ふしぎ発見!」がオーナーとなった‘傳桜’はパークの石碑の横にあります。
オーナーの期限は1年 来年の2月初旬の旧正月明けまで傳桜として楽しめます
「今年のオーナー第1号だったんですよ!誰もが通る場所の桜にして頂きました」(傳谷さん)

※この情報は2019年3月のものです

オフショット

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