日立 世界ふしぎ発見!

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2019年3月9日 よる9時から放送

第1507回

最後の秘境が身近に!
南極ロマンクルーズ

ミステリーハンター

比嘉 バービィ(ひが ばーびぃ)

ペルーで生まれ、5歳より日本で暮らす。モデルとして数々のファッション誌や広告、CMなどで活躍し、現在は英語とスペイン語を活かしてレポーターやMCアシスタント、またバラエティ番組などで幅広く活動している。特技は、ダンス、バレーボール。
ミステリーハンターは今回で23回目(スペシャルの回は含まず)。

今回はミステリーハンター・比嘉バービィさんが南極へ!そこは閉ざされた氷の世界…ではなく、今南極旅行が大ブームだといいます。“南極観光”を体験してきた比嘉さんにお話を聞きました!

南極を観光!?
まずは旅そのものにビックリ?

あんなに手軽に南極へ行くことが出来るのかと驚きでした!しかも今回ご紹介するのは豪華客船での南極観光なんです。南米アルゼンチンの南端・ウスアイアを出航して、最初に上陸する南極の島までまず2日かかりますが、豪華客船ならではの様々な快適さに加え、晴れた日は10℃くらいあったので、氷山を眺めながら温水プールに入るなんて贅沢体験も!「この後、何か罰があるのかしら!?」と不安にならずにはいられないくらいのレポートをお届けします(笑)!

10泊11日で南極大陸から南米大陸にむけて伸びている半島とその島々を巡る旅へ!

「最初に見えた氷河は、船が進むにつれ差し迫ってくるように現れて圧倒されました!
ただ白いというより、中は青くて不純物のない圧縮された氷。その美しさにもうため息しか!」(比嘉さん)

クルーズ中、南極の生き物との出会いは突然に?

とにかくペンギンがあんなにたくさんいるとは!ペンギンは種類によって行動が全く違って、行動そのものも面白かったです。いつも同じパターンで、ドミノ倒しみたいに海へ入っていく行動があるのですが、その様子は毎回笑いを持ってきてくれて、もう見るたびに「ありがとう!」という気持ちに(笑)。

番組では誰かに話したくなるペンギントリビアをご紹介!

またその日はもう寝るだけという夜に、寝ながらパックをしていたら、突然ピロン!と音が鳴って「今、ザトウクジラの群れがいます」というアナウンスが。取材した時期は夜11時頃が夕日の沈む時間帯で、まだ外は明るいんです。えー!このタイミングで?と焦りつつ、でもみんなとりあえずジャケットだけ羽織って甲板へ!ザトウクジラを見た経験はありましたが、驚くほどの群れで、船にとても近い場所を泳いでいたんです。そんな不意打ちの感動が何度もありました。

美しい夕日の中で泳ぐ神秘的な様子をレポート!
「スッピンだったことも忘れてレポートしていました(笑)。
もう何も関係ないというくらいの光景ですね」

船にはジムもあったのでマシンで走っていても、やはりいきなりアナウンスが流れるんですよ。「えー!」と、汗をかいたまま甲板へ出て「あ、シャチ!」という出会いも。走りながらたくさんのアザラシやペンギンも見て、マシンなのに全然飽きないなって思いました(笑)。

可愛くてずっと見ていられたというアザラシ
「ついさっきまですごく面倒くさがりな様子だったのが、いきなりフンッと起き上がると、ワッサワッサと巨体を動かし…、と思ったら3m程でフウッとストップ(笑)!?思わず突っ込んだり興奮したりしていました」(比嘉さん)

南極クルーズを体験して一番残ったことは?

今回、南極を取材して、その壮大さや真っ白な世界…、そこにしかいない生き物との出会いなど、南極はぜひ訪れて欲しい場所だと思いました。南極へ入る前は、種子などを持ち込まないように船の中で消毒を行うので、やはりそれくらいありのままの自然が残された場所でもあるんですよね。

また巨大な氷や氷山も様々で、自然が作り出す芸術とはこういうものかと…。本当に目の前全てが見たことのない光景で、ただひたすら感動していました。そして一体どうやって作り出された景色なのかを考えた時、そこにはヒストリーが詰まっていて、さらに色んな希望を与えてくれる場所でもあるんです。氷山を見ていると、ある意味歴史的建造物を見ているような気も。美しさと同時に、南極がすごく大事な場所だということも感じて頂けると思います!

こちらのテントは、南極でテント生活をしながら地学調査を行う
日本の観測隊の取材で訪ねた北海道
「ビックリするくらい寒くて、もしやこれが罰ゲームかと(笑)!?」
また日本の南極観測船「しらせ」の名前の由来となった人物についてもご紹介!

こぼれ話

ここではミステリーハンター・比嘉バービィさんの旅の感想や
取材スタッフによる豪華客船についての情報などをご紹介!

豪華客船の快適さと同時に感じたこと

今回は南極への快適な船旅をレポートしましたが、だからこそ南極大陸に上陸した初めての日本人、白瀬矗(のぶ)について思いを馳せたことも度々ありました。身に着ける物は今とは比べ物にならなかったと思いますし、白瀬が乗った木造船のレプリカを見た時などは「これで南極へ!?」と信じられなくて…。当時の様子を取材する程、その過酷さと同時に、白瀬矗の南極への気持ちを感じずにはいられなかったです。

取材スタッフによる豪華南極クルーズ情報

今回レポートしたのは、フランスのクルーズ会社PONANTが行っている南極クルーズツアーです。極地クルーズに世界で初めて5つ星のサービスとホスピタリティを備え、ラグジュアリーかつダイナミックな自然探検を実現しています。約10泊かけて南極半島とその周辺の島々を巡り、手付かずの大自然や野生動物に間近で出会える旅は、一生に一度の特別な時間になること間違いナシです。日本人スタッフが乗船するツアーもあります。
開催期間 毎年12月〜2月(南極が夏を迎える時期)
料金等ツアーに関する問い合わせ先 「ワールド航空サービス」

「快適さと豪華さで、一体私はどこへ?と分からなくなることが度々ありました(笑)」(比嘉さん)

南極観光の出港地、世界最南端のウスアイアで発見!

世界最南端の町、ウスアイアの名物は“セントージャ”と呼ばれる巨大なカニ料理。この地ならではの美味しさと出会える蟹レストラン「Tia Elvira」は、南極へ出発する港の目の前にあります。
住所 Av. Maipú 349, Ushuaia, Tierra del Fuego, Argentina

※情報は2019年3月現在

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