日立 世界ふしぎ発見!

毎週土曜日 よる9時〜

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2019年1月26日 よる9時から放送

第1501回

1500回記念シリーズ第3弾
千葉雄大が迫る ツタンカーメンの新たな真実

ミステリーハンター

千葉 雄大(ちば ゆうだい)

1989年生まれ、宮城県出身。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、イラスト。特技は絵を描くこと。俳優としてドラマ、映画などで活躍。
ミステリーハンターは今回が初めて。

1500回にわたり世界各地のふしぎに迫ってきた「世界ふしぎ発見!」。第1501回目となる今回は、第1回目と同じくエジプトへ!ミステリーハンターを千葉雄大さんが務めます。子供の頃「ミステリーハンターはどうして女の人ばかりなの?」と聞いていたという千葉さん。幼い日から憧れていたミステリーハンター、一体どんなレポートに?

子供の頃から憧れた場所へ
念願のピラミッドに入った感想は?

ギザの三大ピラミッドというと、僕もそうですが、エジプトで最初に思い浮かぶ場所ですよね。これまで読んだ本や資料から、実は意外と小さい(?)という声を聞いたりだとか前情報も頭にありましたが、実際に目の前にしてみると、やはりすごく偉大に見えました!広大な砂漠の中にぽつんとあるのではなく、舗装された近代的な道路からだんだん見えてくる姿もすごく印象的ですね。「ここか!」と今まで思い描いていた憧れの場所に立って、また行ってみないと分からないことを見つけてはワクワクしました!

今から4500年前に築かれたピラミッド
14世紀まで世界で最も高かった巨石の建造物
何のために、どのように作られたのかは謎に包まれたまま

クフ王のピラミッドに入った時の匂いも、想像していなかったことのひとつでした。奥に行くに連れてどんどん変わっていくんです。最初に入った時は少し粉っぽい感じで、そのうちに水族館で淡水魚の温室があるアマゾン・コーナーの匂いへ…。ちょっと独特の表現ですが(笑)、そんな変化でした。また一度ピラミッドの中へ入ってしまうと、「外から見て大体138mの高さ」と聞いても把握しづらいですね。日本でピラミッドの図解を見ることはできても、いざ内部へ入るとやはり別世界が広がっていました!

ピラミッドに入る前は、
人の手で積まれたとは思えないブロックの大きさにビックリ!

さらに今回は、幾つものピラミッドを取材してきた「世界ふしぎ発見!」でも、初めて入るピラミッドの様子をレポートします。エジプトの方も10年は立ち入っていないその内部へ、特別な許可を頂いて入ったんです。これはすごかったです!最初、周りに石が積まれた鉄の扉があって、現地の方とその石をバケツリレーで一つずつ取り除いていきました。扉を開けた時の状況がまず予想外でしたが、そこから先は少しずつ狭くなって、中腰から、そのうちほふく前進に。また少し広くなったと思ったら今度は…!もう、超楽しかったです!エジプトの人たちも「こういう状態になっているのか」と驚いていました。

このピラミッドを作ったアメンエムハト1世が残したのは幻の都…
近年、伝説の都市遺跡が発見されたのは、なんと宇宙から!?

百聞は一見にしかず?

これまで遺跡の発掘というのは、土の中から掘り起こす作業、と単純に思っていましたが、本当に地道な工程の繰り返しだと知りました。左官に使われるコテに似た道具で少しずつ土をはらって、さらにシュシュシュっと刷毛を使って。また発掘現場には、色んなプロフェショナルがいて、掘り出す人、発掘した物を分析する人、物を運ぶ人などの分業でした。そうやって発掘を進めるのと同時に、出てきたものから情報を集めて全体像をつかむ、まるでジグソーパズルのようなことが行われていて、それらを見られたのはすごく嬉しかったです。子供の頃、漠然と考古学者になりたいと思っていましたが、その現場を実際に知ったことは、価値観が変わるような大きな体験でした。

またそんな“百聞は一見にしかず”は博物館でもありました。今回、ツタンカーメンに関する新事実をレポートするのですが、それはツタンカーメンの革製の埋蔵品から分かったことです。取材に行った博物館では、皮そのものを調べる専門家や、保管をする人、成分から持ち主を調べる人まで本当に細かく分かれていました。さらに、その皮をきれいにして復原する人まで!複雑な作りのものであれば一度ばらして、きれいにして、再び元の形に戻した状態を、僕たちは博物館で目にしているんです。その工程で多少、現代の物も継ぎ足されているのかと思いきや、全てではないかもしれませんが、ほぼ当時のままと知ってまた驚きました!

少年王ツタンカーメンのイメージを覆す新たな事実とは?
ツタンカーメンの王墓から発見された
5000点もの品々を展示予定の新しい博物館も取材

ピラミッドの謎を解き明かす鍵のひとつ、 ピラミッドタウンへ

ピラミッドタウンは、ピラミッドの建設に携わった人たちの大規模な住居跡で、そこからピラミッドについて解き明かそうと、研究がすすめられています。取材に行った時は、遺跡を埋め戻している時期でしたが、日本人研究者の矢羽多万奈美さんに案内をして頂くことができました。本当に純粋に発掘が好きで、その気持ちが伝わってくる矢羽多さんとの出会いは、強く心に残りました。
「世界ふしぎ発見!」でも初めて入ったピラミッドの取材の後に、偶然、矢羽多さんとお会いしたので、そのことをお話したら「えっ、私も入ったことないんです!どんな様子でしたか?」とすごく目を輝かされて…。自分がとても貴重な体験をしたことを、矢羽多さんのリアクションからあらためて分かったくらいです。

矢羽多万奈美さんと
「ピラミッドタウンは今後、色んな発見が出てくると思うので、
ものすごく楽しみな部分です!」(千葉さん)

取材のこと以外でも、「乗り合いバスでいつも発掘現場へ行くんですよ」とか、「ここのシリア料理店がおすすめです」などエジプト生活の裏側も教えてくれました。カイロ博物館でロケをしている時には、ガイドの仕事もされている矢羽多さんと遭遇したことも。子供の頃から考古学者への憧れがあった僕には、本当に貴重な出会いになりました。

見どころは?

古代エジプトの一番の魅力は、これだけ注目されてもまだ謎が多いところだと思います。見つからないように埋葬されたミイラなどは、後世の人が発見し発掘することで、エジプトが注目を浴びて人々が集まるように、「あえて分からなくしているのでは!?」と考えてしまうことも。そうやって古代エジプトについて、色々と想像し憶測を立てる一方で、その憶測を検証し、深みを持たせてくれる発掘作業も間近に見ることもできました。だから何というか、理想と現実ではないけれど、そんなお互いの面白さが詰まった回になっていると思います。

取材では、エジプトと聞いて誰もが思い描くところへ行きましたし、これから大きな発見がありそうな場所を訪ねています。僕はずっとエジプトが大好きでしたが初心者ですし、だからこその目線で、疑問に思ったことは投げかけさせて頂きました。エジプトに興味のあるたくさんの方が、より現実味を持って観て下さったら嬉しいです。エジプトに興味のなかった方にも、その面白さを感じて頂けたらさらにいいですね!

こぼれ話

ここではミステリーハンター・千葉雄大さんにお聞きした取材のこぼれ話をご紹介!

緊張からサプライズまで
盛り沢山のエジプト・ロケ

以前から「それではここでクエスチョンです」というフレーズに、やはり憧れがありました。旅先では、歩きながらクエスチョンを出す真似をしたことも(笑)。そして、ロケが始まって、初めてのクエスチョン出しのタイミングが迫ってくると、僕の憧れを知るディレクターから「きたよ千葉君、ついにこの時が!」という励ましの言葉を頂いて…!結果、見事に噛みました(笑)。それでもすごく嬉しかったです!

またエジプトに滞在中、とても驚いたことがありました。番組とは関係のないことですが、ロケで博物館に行った時や、飲食店にいた時のことです。
博物館では、そこで仕事をされている女性2人が、初めはコーディネーターさんにひそひそ話しかけていました。どうやらそれは「この人じゃない?」という本人確認だったようで(笑)、その後に「あなたを映画で見ました」と僕に言ってくれたんです。同じ理由で、飲食店で声をかけくれたのは男性でした。僕が出させて頂いた映画を、どうご覧になったのかまでは分かりませんが、まさかそんな風に声をかけてもらえるとは思っていなかったです。こぼれ話としては、ちょっと自慢みたいですが(笑)、嬉しいサプライズでした!

「この様子は傍から見ていてもすごいなと思いました。日本のエンターテインメントが国境を越え楽しまれている事実を目の当たりにした感じです。千葉君本人としても、なかなか実感できることではないと思いますし、本当に驚かれていました!」(担当ディレクター)

スカラベ像に願いを…

カルナック神殿の中にあるスカラベ像へ行くと、その周りを走っている観光客の方がたくさんいて、とりあえず僕もみなさんを追いかけてみました(笑)。スカラベは、日本ではフンコロガシと言われる昆虫。古代エジプトでは、丸いフンを太陽に見立てて太陽神とされていました。根拠は分かりませんが、スカラベ像の周りを7回りして願い事を言うと、それが叶うと言われているんです。そこで僕とスタッフの一人が、それぞれ願い事をすることに。僕の願いは「ミステリーハンターにまたなれますように」で、スタッフさんの願いは「彼女と仲直り…」というプライベートな願いでした(笑)。

今回のロケでは古代エジプトについてはもちろん、今まで視聴者として楽しんでいた「世界ふしぎ発見!」がこんな風に作られていたのか!という発見や感動がありました。そのスタッフの方たちと一緒に、番組のトップ賞など、お土産を買ったことなどもすごく嬉しかったです。また憧れのミステリーハンターに挑戦したからこそ、次に活かしたいことも出てきました。現時点ではまだ分からない謎の答え合わせもしたいです。だから僕はぜひまたミステリーハンターになりたいです。

オフショット

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