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かつてイギリスの植民地だった香港とポルトガルの植民地だったマカオ。異なる文化と歴史をもつ二つの都市を訪れたミステリーハンターの坂本三佳さん。どんな発見があったのでしょうか？

ワクワクするものが必ず見つかる！
さまざまな魅力に溢れた街 香港・マカオ

香港とマカオは、私たち日本人にとって近いですし、最も親しみのある海外旅行先のひとつだと思います。パッケージツアーでもこの2都市を巡るものが多いですよね。実は私、香港は初めてで、今回香港とマカオを取材して、2都市を巡る旅というのは本当に魅力的だと実感しました。あらゆる世代、あらゆる趣味趣向の人が必ず楽しめる場所がある、それが香港・マカオだと思いました。

そして今年、この2都市と中国本土をつなぐ橋が完成しました。世界一長い橋です。まだ一般開通はしていないので、ヘリで上空から橋を見ましたが、さすが世界最長、想像以上に長かったですね！まるで空へ続く橋のようでした。そして、そんなワクワクするスケールの大きさは、香港とマカオのイメージにもぴったりだと思いました。香港とマカオを行き来するアクセスも良くなるので開通が楽しみです。

常に新しいもの、旬のものがあるのも香港とマカオの魅力だと思います。マカオでは、「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」というショーを観たのですが、このショーを観るためにマカオに行く価値がある！と思ったほど素晴らしかったです。ホテル内に巨大なプールが設置してある特設会場で行うショーなのですが、迫力あるパフォーマンスに加え、次々に展開していく場面に惹き込まれ、自分も物語の世界にいるような気分を味わえました。
そして香港では、高層ビルがまだまだ増えていることに驚きました。ヘリで上空から街を見ると、建設中の建物がけっこうあるのです。隙あらば新しいビル、というのが香港流なんですね（笑）。私は香港が初めてだったので、近未来的な高層ビル群にもインパクトを受けましたが、また驚くような名所ができるのかもしれません。