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第26回 DigiCon6 ASIA キービジュアル発表！（メッセージ掲載）
2024.06.24
第26回「DigiCon6 ASIA」キービジュアルは、TBSテレビ デザイン部の若尾陸利が手掛けました。
中央に描かれている２人の女の子は、見里朝希さん（アニメーション監督・「PUIPUI モルカー」原作者）が生み出した、
DigiCon6公式キャラクターMAILOO（メイルー）＆ANNLEE（アンリー）です。見里さんには今回、キービジュアルのデザイン監修を担当していただきました。
鮮やかな色彩と躍動感あふれるこのビジュアルにどんな物語が、込められているのでしょうか？
お二人のメッセージをご紹介！
株式会社ウィットスタジオ
（20th DigiCon6 ASIA Gold - Special Jury受賞）
東京都生まれ。２０１８年、東京藝術大学大学院アニメーション専攻修了。「あたしだけをみて」（２０１６）や「マイリトルゴート」（２０１８）はSHORT SHORTS FILM FESTIVALで優秀賞・東京都知事賞をはじめ、国内外の映画祭で多数の賞を受賞。若手クリエイター対象の国際賞「Young Guns」にも選出される。２０２１年発表の『PUI PUI モルカー』ではＴＶアニメシリーズ初監督を務める。現在、WIT STUDIOに所属し、ストップモーションスタジオを発足する。
＜メッセージ＞
DigiCon6のオリジナルキャラクター、「メイルー」と「アンリー」のキャラクターデザインをさせていただいた見里と申します。去年に続き、今年度もキービジュアルとして登場していただけることになりました！彼女らの周りでは様々な個性的な姿をした生き物たちがグランプリを狙っているように見えます。国内外問わず多種多様な映像作品が集まり、色んなクリエイターにスポットを当てられるDigiCon6だからこそ、今回、新たに他の作家さんの手でメイルーとアンリーが作られたことを嬉しく思います。
株式会社TBSテレビ
金沢美術工芸大学卒業後、2020年株式会社TBSテレビ入社。デザインセンターデザイン部所属。
入社後、グラフィック関連の業務をしつつドラマデザインにも参加。現在はコーポレートキャラクターの開発やそれに伴うグッズなどのデザイン、ドラマや番組イベントのキービジュアルデザイン、社内イベントのデザイン業務など様々な業務に携わっている。
仕事柄イラストはこれまでも描く機会はありましたが、今回は普段とは少し違うテイストだったので自分にとって非常に良い経験になりました。
＜メッセージ＞
他の映画祭にはない多種多様な表現の幅がDigiCon6にはあります。
それによって生まれるDigiCon6独自の賑やかな雰囲気やカラフルな印象をイラストに落とし込みました。
大会公式キャラクター、「メイルー」と「アンリー」の魅力を見た人に感じてもらえるように生き生きと描くことも意識しました。
中心にある黄色と青のオブジェは優勝者に送られるトロフィーです。このトロフィーを勝ち取るため映像から生まれたキャラクターたちが手を伸ばします。
見た人が少しでも楽しそうな大会だと期待してくれたら嬉しいです。
■DigiCon6公式キャラクター「MAILOO（メイルー）＆ANNLEE（アンリー）」■
映画祭のキャラクターということで、フィルムのネガ・ポジをベースにデザイン。二人の名前も「フィルムのリール」と「明・暗」から取っている。
MEILOOとANNLEEは同じ空間にいるように見えて、実はネガとポジの二つの次元で遮られている。お互いがもう片方の次元に行くことはできない。しかし、いたる所に存在する「作品」たちが、二人を結ぶ重要なアイテムとなる。それらは彼女たちに触れられると再生され、様々な形で楽しませてくれる。たとえ次元が違っても「作品」の感動を共有することができる。現在、二人は素敵な「作品」探しの旅をしている。