ドキュメンタリー「解放区」

ドキュメンタリー「解放区」 毎週(木) 午後11:00~深夜0:00 CS放送では終了しました

令和の今と未来を感じる新時代のドキュメンタリー番組。
「日本で今、何が起こっているのか!?」「私たちの周りで今、何が起こっているのか!?」
切り口、テーマ、手法を問わず、日本全国の今に切り込み、調査報道から史実、人間、動物ドキュメントなど、様々なドキュメンタリーをお届けします。

2022年6月放送

2022年6月2日放送

“ブラッド・ゴールド” ~アマゾン先住民の闘い

地上波2022年4月3日OA
製作:TBSテレビ
ディレクター:萩原豊

【内容】
南米アマゾン。世界最大の熱帯雨林が、新たな危機に瀕しているという。いったい、アマゾンで何が起きているのか?今回、特別な許可を得て、現地を取材した。

開発が禁じられている先住民の居住地域で違法伐採が急拡大。近年は、「金」の違法採掘業者がアマゾンに集結し、森や川を大規模に破壊していた。

さらに最新の調査で、金の違法採掘に使用される水銀が、先住民の「身体」まで蝕んでいることが明らかになりつつある。その被害は、「ブラジルの水俣」とも呼ばれ始めている…。

“アマゾン先住民の闘い”を通して、危機の実態を描く。

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2022年6月9日放送

描き続けて~野見山暁治 101歳の肖像~

地上波2022年2月20日OA
製作:RKB毎日放送
ディレクター:里山千恵美

【内容】
福岡県飯塚市出身の画家・野見山暁治さん。2021年の12月で101歳になった。東京練馬と福岡県糸島市、ふたつのアトリエで今も筆をとる毎日だ。野見山さんの絵は、いわゆる抽象画。そのスケールと、独特の世界観が見るものを圧倒する。

福岡の炭鉱町に生まれ育った野見山さん。東京美術学校(現東京芸術大学)で学んでいる最中に日米が開戦、兵隊となって満州の前線に送られた。野見山さんは、戦後、戦没画学生たちの遺族を訪ね、その絵を集める活動を行う。そうして集められた戦没画学生たちの絵は、現在長野の美術館「無言館」で展示されている。自らの戦争体験と、そうした学友たちの絵をたどった経験は、野見山さんの心に深く刻まれた。

九州の片田舎から、東京の美術学校へ。戦争を経験し、さらにはパリへ。100歳を超え、なお飽くことなくキャンバスに向かい続ける野見山さんの今と、その思いに触れたい。

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