ドキュメンタリー「解放区」

ドキュメンタリー「解放区」 毎週(木) 午後11:00~深夜0:00 CS放送では終了しました

令和の今と未来を感じる新時代のドキュメンタリー番組。
「日本で今、何が起こっているのか!?」「私たちの周りで今、何が起こっているのか!?」
切り口、テーマ、手法を問わず、日本全国の今に切り込み、調査報道から史実、人間、動物ドキュメントなど、様々なドキュメンタリーをお届けします。

2022年4月放送

2022年4月7日放送

難病と私 萌々花20歳 ~だから私は前を向く~

地上波2022年1月23日OA
製作:TBSテレビ
ディレクター:山本一雄

【内容】
病気を知ってもらう一番の方法は、自分の言葉で伝えること。
『混合型脈管奇形』という、原因も根本的な治療法も分からない難病と闘う萌々花さんは自らカメラを回した。記録されていたのは…、毎日服用する大量の薬、お腹の血管の塊を取り除いた手術の痕、痛みで眠れない様子…、赤裸々な闘病生活。そして、彼女の本音。

病気のこと、友達のこと、母のこと、彼女が自立を目指すこれからのこと…。20歳になった萌々花さんは"私らしく"前を向いて生きていく。

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2022年4月14日放送

描き続けて~野見山暁治 101歳の肖像~

地上波2022年2月20日OA
製作:RKB毎日放送
ディレクター:里山千恵美

【内容】
福岡県飯塚市出身の画家・野見山暁治さん。2021年の12月で101歳になった。東京練馬と福岡県糸島市、ふたつのアトリエで今も筆をとる毎日だ。野見山さんの絵は、いわゆる抽象画。そのスケールと、独特の世界観が見るものを圧倒する。

福岡の炭鉱町に生まれ育った野見山さん。東京美術学校(現東京芸術大学)で学んでいる最中に日米が開戦、兵隊となって満州の前線に送られた。野見山さんは、戦後、戦没画学生たちの遺族を訪ね、その絵を集める活動を行う。そうして集められた戦没画学生たちの絵は、現在長野の美術館「無言館」で展示されている。自らの戦争体験と、そうした学友たちの絵をたどった経験は、野見山さんの心に深く刻まれた。

九州の片田舎から、東京の美術学校へ。戦争を経験し、さらにはパリへ。100歳を超え、なお飽くことなくキャンバスに向かい続ける野見山さんの今と、その思いに触れたい。

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