2019年11月21日放送
米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー祖国の風景
地上波2019年8月18日OA
制作:TBSテレビ
ディレクター:佐古忠彦
【内容】
戦後、沖縄を占領したアメリカは、民主主義を教えると強くアピールしていたが、実は、それとは遠い世界が沖縄には広がっていた。その一つが言論弾圧である。では、その弾圧は、何のためにどのように行われていたのか。そこから占領の実態が浮かび上がる。
占領下にあった27年間は、自治と人権をとりもどす闘いの時間でもあった。その先頭に立ち、祖国復帰を叫び続けたのが瀬長亀次郎だ。
亀次郎は、占領の「暗黒」から脱出を訴えるとともに、祖国日本のありようも問うていた。その問いかけから見えてくるのは、復帰とは何か、亀次郎の目指した祖国とはどういうものだったのか、いまも横たわる課題に通じるものだった—。
前身番組「報道の魂」から生まれたドキュメンタリー映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」。その続編にあたる新作「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」が公開されるのを機にお送りする特別編である。