JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 毎週(木) 午後11:00〜11:30

JNN系列の記者が、ニュースで伝えきれない「こだわり」を込めたドキュメンタリー番組。そこからは日本の、世界の、人間の、さまざまな知られざる側面が見えてきます。ニュースのその後はもちろん、歴史も文化も、記者たちの視点でとらえたドキュメンタリーをお届けします。

2019年10月17日放送

忘れないで ~25年目のサリン被害者家族~

地上波2019年7月28日OA
制作:TBSテレビ
ディレクター:西村匡史、神保圭作

【内容】
「さっちゃん、気分はどう?」

目が見えない妹の手をとり、兄が優しく語りかける。地下鉄サリン事件で重い障害を負った浅川幸子さん(56)と支え続けている兄の一雄さん(59)だ。

一雄さん一家は幸子さんを自宅で引き取り、介護を続けてきたが、幸子さんが一昨年、体調の悪化で入院。体重は20キロ台になり、自宅での介護を諦めざるをえなくなった。医師からは厳しい状態であることを告げられ、一雄さんは「覚悟しなければならない」と肩を落とす。

松本智津夫元死刑囚らオウム真理教元幹部13人の死刑が執行されてから、1年が経つ。加害者側の中心的存在の刑が執行された一方で、被害者側は今なお苦しみ続けている。

二人は当初、顔を出さずに匿名での取材を受けてきたが、風化が進むのに連れて顔を出し、実名での取材に応じるようになった。

「決して忘れてはいけない事件。妹のように何の前触れもなく不幸に遭うような社会を作ってはいけない」

25年目を迎えた、サリン被害者家族を取材した。

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2019年10月24日放送

タミばあちゃんの終活~いのちと向き合った1年~

地上波2019年8月4日OA
制作:MRT宮崎放送
ディレクター:堺 玲奈

【内容】
いつかやってくる身内の死。我が家のタミばあちゃんは去年、母と終活を始めた。

宮田民子(89)通称・タミばあちゃんは、南の島々が日本に統治されていた時代に南洋群島パラオ島コロール村で生まれた女性。

軽度の認知症を患う中、私の母・幸枝(60)とともに自分の人生をまとめるため自叙伝を書いている。さっき起きたことは覚えていなくても、いつも覚えているのが、母と私のこと、そして幼少時代を過ごしたパラオでの思い出だ。

私たち家族は「パラオに行こう」が口癖となっているタミばあちゃんのため、去年9月、タミばあちゃんのパラオ終活旅行を決行。タミばあちゃんと一緒に記憶の糸を手繰り寄せ、出生地を探すことが目的だったが、母・幸枝には別の目的もあった。タミばあちゃんに隠してきた秘密「ある人物の死」をパラオで告白しようと決意していた。

終活を通し心を通わせる祖母と母、2人の姿を親子三世代、孫の私が取材。

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