JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 毎週(木) 午後11:00〜11:30

JNN系列の記者が、ニュースで伝えきれない「こだわり」を込めたドキュメンタリー番組。そこからは日本の、世界の、人間の、さまざまな知られざる側面が見えてきます。ニュースのその後はもちろん、歴史も文化も、記者たちの視点でとらえたドキュメンタリーをお届けします。

2020年6月11日放送

声なき声 ~場面緘黙症の女性たち~

地上波2020年4月5日OA
制作:CBCテレビ
ディレクター:若尾貴史

【内容】
その19歳の女性の“声”は、スマートフォンのメモ機能に打ち込まれた文字だ。

友人や職場の同僚にも、スマホの文字を見せて思いを伝えている。

彼女は、話せないのではない。家を出ると声が出なくなるのだ。

それは小学生の頃から続いている。医師には『場面緘黙(かんもく)症』と診断された。

家ではしゃべれるのに、学校や職場など特定の場面で声が出なくなる不安障害の一つが『場面緘黙症』だ。

現在、全国の小学生の500人に1人がこの障害に悩んでいるとされている。それでも、親の前ではしゃべれるからと「おとなしい子」などと見過ごされることも多い。また、教師には「授業にまじめに取り組んでいない」と叱責されることも珍しくないというのだ。

この番組では、高校生の時に場面緘黙症を克服した女性がこれまでの苦しみを振り返ったり、12歳の小学生が場面緘黙症と闘いながら地域で人気のパティシエとして活動したりする場面もご覧いただく。彼女たちの“声なき声”に、じっくり耳を傾けた。

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2020年6月18日放送

青二才の挑戦 ~蔵元の娘に生まれて~

地上波2020年4月19日OA
制作:TBSテレビ
ディレクター:藤井和史

【内容】
茨城県古河市で創業から190年近く続く老舗の酒蔵、青木酒造。蔵元の長女、青木知佐さんは、看護師として2年働いた後、専務として実家に戻りました。酒造りの職人・杜氏が変わったタイミングと重なったこともあり、戻っていきなり看板銘柄「御慶事」が品評会で全国3位に選ばれ、翌年には、ロンドンで行われたインターナショナル・ワイン・チャレンジで最高位をとり、世界一の日本酒と認められました。規模が小さく、古河市内がメインでほとんど流通していない銘柄が世界一になり、業界には驚きが広がりました。

そして知佐さんは、2年前から新たな挑戦をしています。20代の若者だけで造る日本酒の銘柄「二才の醸」です。埼玉県・石井酒造で生まれ、「青二才」という言葉から「未熟」を意味する「青」を除き、堂々と酒造りに挑むとの思いが込められています。蔵元が30代になったタイミングで銘柄が他の蔵に引き継がれるのも異例で、青木酒造は3代目です。インターネットで呼び掛けてチームを作り、田植え、稲刈り、仕込み、ラベルのデザインから出荷まで若者を巻き込んでいく、知佐さんならでは、20代最後の酒造りを追いました。

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