JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 毎週(木) 午後11:00〜11:30

JNN系列の記者が、ニュースで伝えきれない「こだわり」を込めたドキュメンタリー番組。そこからは日本の、世界の、人間の、さまざまな知られざる側面が見えてきます。ニュースのその後はもちろん、歴史も文化も、記者たちの視点でとらえたドキュメンタリーをお届けします。

2021年1月14日放送

恥ずかしながら ~残留日本兵 横井庄一の戦争~

地上波2020年11月1日OA
制作:CBCテレビ
ディレクター:竹田章悟

【内容】
太平洋戦争初期、日本が占領し「大宮島」と呼ばれたグアム島は、1944年、アメリカが奪還した。わずか3週間あまりの戦いだった。日本軍は約2万人のうち1万9000人が命を落とした。

1972年。気軽に行けるリゾート地として日本人がつめかけていたこの島がその“戦地”だったという記憶が呼び覚まされた出来事があった。現地の猟師が、ひとりの「日本兵」を発見したのだ。

その人の名は、横井庄一。愛知県出身の陸軍軍曹だった男だ。
日本の無条件降伏を知らされず、グアム島のジャングルに身を隠し28年間、戦い続けていた。

当時、横井発見のニュースは、日本中で大きな話題となり、帰国時の羽田空港、名古屋の実家に移動する途中の名古屋駅は、まるでスーパースターが凱旋したかのような熱狂。約30年ぶりに祖国の地を踏んだ横井の第一声は、「恥ずかしながら生きながらえておりました」だった。

今回、横井発見の第一報を当時、現地から日本側に伝えた男性がテレビカメラの前で初めて証言。そして、グアムの戦い「最後の生き残り」と言われている90歳の男性が当時を振り返る。さらに、92歳の横井の妻が、1997年、82歳で亡くなった夫の胸の内を語ってくれた。

一体、横井はどう生き延び、何を恥じていたのか?
残されたJNNの貴重映像と証言から、その真意に迫る。

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2021年1月21日放送

不条理の狭間で~辺野古の四半世紀

地上波2020年12月6日OA
制作:RBC琉球放送
ディレクター:桃原永

【内容】
沖縄県名護市辺野古。

沖縄本島北部東海岸、太平洋に面し、米軍海兵隊の基地「キャンプ・シュワブ」に隣接するこの集落は、「世界一危険」といわれる宜野湾市の米軍普天間基地の移設先として突如注目を集めることとなった。容認・反対は小さな集落を二分し、また市長選挙・県知事選挙のみならず国政に関わる選挙でも争点のひとつとなってきた。

移設が取り沙汰されてから25年。長い年月の間に住民を育んできた海では埋め立てが始まり、集落は静けさを取り戻したように見える。こうしたなか区民らで組織され、6年前に解散した「命を守る会」で代表を務め、海の前に設置したプレハブから最前線で反対を訴えていた区民の西川征夫さんは、区切りとして回想録の執筆を始めた。土砂投入が進むなか、容認・反対、どちらが勝ちどちらが負けたのか。活動を支えた地域の“おばあ”たちの思いと条件付き容認を掲げる友人との交流を交え、“反対”を訴え続けた四半世紀を西川さんの目線で見つめる。

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