
菊野理沙 きくのりさ
「花火を見に」
学生さんの夏休みも終盤ですね。
ニュースで各地の休日の様子をお伝えすることも多く、
楽しそうなお子さんの表情を見ると嬉しくなります。
先日、多摩川の花火大会に行ってきました!
大人になって夏休みの日数は減り、
花火に行くのも仕事の後になりましたが
とってもワクワク。
中学時代の友人と並んで花火を見るなんて
何年ぶりだろうと思うと同時に
月日の過ぎるはやさにゾッとしました(笑)
そんなことを考えていると
ドーン!
と心臓に響く音が。
その瞬間「わぁー!」という歓声と拍手が
いっせいに聞こえてきます。
こんなにきれいなのに一瞬で消えてしまうなんて、
自分の目がカメラで、まばたきするたびに
写真に撮れたらいいのになと
空想していた子供の頃を思い出しました。
輝くのは一瞬。
消えていく姿も潔い。
豪華さと儚さが共存できるのは花火ならではだと
思います。
夏に見る花火はいつになっても特別ですね。
(2016年8月22日)