2025年1月22日
TBS特別HR「板原愛弁護士と考える共に生きる力」を実施しました

TBSは神奈川県教育委員会のインクルーシブ教育に協力し、県立上鶴間高校に於いて
特別HR「板原愛弁護士と考える共に生きる力」をオンラインで実施しました。
講師は板原愛弁護士が、司会は豊田綾乃が務めました。

テーマはそれぞれが抱える「難しさ、生きづらさ」についてです。
事前のアンケートで生徒達から「難しいと感じること」を聞いたところ
「勉強が難しくなってきて、点数が少しづつ下がり始め、不安を感じている。」
「仲が良かった友達との今後の付き合い方や距離感」
「自分が思っていることが上手く相手に伝わらない時」
「恋愛が難しい。相手の価値観や気持ちを考えるのが大変。」・・・など
主に「勉強」「人間関係」「コミュニケーション」「恋愛」に悩む回答が多く上がりました。
板原弁護士は自身の経験から生徒達に寄り添い、解決のヒントを提案しました。

また、弁護士で視覚障害の当事者である板原弁護士と「障がいとは何かについて」考えを深めました。板原弁護士は「障がいは、障がい者といわれている人個人の問題ではなく、社会全体で取り組んでいくべき課題です。皆で社会を変えていくことで障がいを世の中からなくしていけます。誰もが生きづらくない社会を作っていきましょう。」と話しました。
特別HRは社会課題をテーマに解決のヒントを皆で考えることを目的としています。
AIが浸透し簡単に解が求められる時代ですが、自ら考えることは、未来を拓く力を養う上で大切と考え、今後もこの活動を続けたいと思っています。