TBSはTBSグループ社員と大学生が共に社会問題について考える場を作ろうと
8月3日にCSR特別ゼミ「若者と考える若者の貧困のリアル」を実施しました。

文字通り「若者の貧困」をテーマにこの問題の深層に迫り、問題解決の糸口を皆で考えることを目的としています。

講師は一橋大学院生でNPO法人POSSEに参加し「若者の住居問題や奨学金問題に現場で取り組みながら、若者の貧困問題」の解決に取り組む岩本菜々さんと若者問題に詳しい報道局の瀬戸雄二ディレクター（「報道特集」）が務め、議事進行役は秋沢淳子CSR推進部長が担当しました。

岩本さんは、実際の相談を元に「若者の奨学金返済苦による自殺問題」や「ネットカフェ難民化する若者と生活保護行政」について、瀬戸ディレクターは若年ホームレスに焦点を当て行政の支援のレールに乗らない少年達の心の闇と貧困について話しをしました。

20代の社会活動家の岩本さんと50代の瀬戸ディレクター。それぞれ異なる立場と視点で向き合い重層的な内容となりました。

参加者からは「歯に衣着せず二人の話に痛くも心に刺さりました。何とか打開策を見つけなければと思いました。」などの感想を頂きました。