CSR

活動報告
教育社会貢献

2023年8月4日

特別HR「多様性を尊重する社会作り」を実施しました

TBSは7月13日に港区立高陵中学校に於いて特別ホームルームを実施しました。

テーマは「多様性を尊重する社会作り」で、講師は視覚障がいの女性弁護士・板原愛さんと赤荻歩アナウンサー、高野貴裕(CSR推進部)が務めました。

板原弁護士は先天性視覚障がいで点字や音声本を活用し司法試験に合格しました。
その実績からゲスト講師にお招きしました。

前半は板原弁護士と高野貴裕が中心となり、視覚障がいの方への理解を深めお手伝いの仕方について学びました。
後半は板原弁護士と赤荻歩アナウンサーがコンビを組み、共生社会の実現について考えました。

具体的には「障害者差別解消法改正」(令和6年4月1日施行)への理解を深めるため、「もし視覚障がいの生徒が1週間後にクラスに転入してくるとしたらあなたは何をしますか?」「もし1週間後に視覚障がいの生徒がクラスに転入してくるとしたら先生や大人にして欲しいことはありますか?」と予め生徒に事前課題を出し、当日、発表してもらいました。
「校内に点字ブロックを設置する」「給食のメニューを読み上げる」「教科書を点字に直してもらう」など、生徒達は活発に意見を発表しました。

※「障害者差別解消法」とは行政機関や事業者に対し、障がいのある人への障害を理由とする不当な差別を禁止し、障がいのある人から申し出があった場合に「合理的配慮の提供」を求めることなどを通じて「共生社会の実現」を目指す法律です。

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