2022年5月20日
出前授業 現場だより 2022.2・3月合併号

2022/02/01(火) 草加市立両新田小学校
講師:金井憧れアナウンサー
2022/02/03(木) 桜川市立大和中学校
講師:小笠原亘アナウンサー
2022/02/10(木) 新宿区立落合第六小学校
講師:鳥越雅子アナウンサー
2022/02/17(木) 日の出町立大久野小学校
講師:柳沢怜TBSラジオキャスター
2022/02/22(火) 四街道市立山梨小学校
講師:金井憧れアナウンサー
2022/02/24(木) 新宿区立四谷第六小学校
講師:鳥越雅子アナウンサー
2022/03/01(火) 葛飾区立白鳥小学校
講師:豊田綾乃アナウンサー
2022/3/10(木) 清瀬市立清明小学校
講師:柴山延子アナウンサー
東京都を含む18都道府県では、令和4年3月21日までまん延防止等重点措置が延長され、新規感染者数も高い水準で推移しました。相変わらず予断を許さない状況が続きました。結局、出前授業も21年度最後まで全てリモート実施となりました。
このため毎年行われている埼玉県の教育イベント、「さいたまリアル体験授業」はリアル体験に意味があることから、去年に続いて今年も中止を余儀なくされました。
こうしたなかですが、21年度の締めくくりとなる2月、3月もリモート授業ながら「コロナに負けるな!」と前向きに頑張る元気な生徒さんたちと出前授業を楽しみました。
2月1日(火)草加市立両新田小学校
講師:金井憧れアナウンサー
『ニュース用語クイズ』ではキューピッドとキューピット、どちらが正しい言葉かという問題でどちらの学校でも皆さん迷われますが、それだけに正解したか間違えたかということに拘わらず、正しい言葉は「キューピッド」と“気づき”が得られると「うれしい!」という感想を多くいただきます。この日もクイズは大歓声の中行われました。「まるっと!サタデー」出演中の金井憧れアナウンサーが司会を務めたためか、番組も見てくれていた生徒さんも多く、アンケートでは、可愛いイラストも交えて感想を書いてくれました。

3日(木)桜川市立大和中学校
講師:TBS小笠原亘アナウンサー
小笠原アナウンサーが『SASUKE』『体育会TV』『マスターズ』など数々の実績を紹介すると、ZOOMの画面越しに生徒さんたちも興味津々、目を輝かせます。『ニュース編集長体験』では、さすが中学生、コロナ関連を軸に3つのニュースを展開し、フライドポテトの原料不足という身近なニュースをトップに持ってくるなど面白い展開もあり、各班しっかりした理由を発表してくれました。

最後の質疑応答コーナーでは、ある生徒さんから「質問ではないですけど、見て欲しいものがあります」との発言が。そして披露してくれたのは、なんと小笠原アナの得意技(?)である「スモーラブ!」でした。
これには小笠原アナも思わずびっくり。披露してくれた生徒さんに正しいフォームと発声を教え、見事免許皆伝となりました。

10日(木)新宿区立落合第六小学校
講師:鳥越雅子アナウンサー
10日の新宿区立落合第六小学校も、学校の体育館に集まった子どもたちはオンラインの鬱屈を吹き飛ばすように元気いっぱいで画面越しに出迎えてくれました。
講師の鳥越雅子アナウンサーもそれに応えるように全力で授業を盛り上げました。
冒頭の『ニュース用語クイズ』では、毎回多くの脱落者を出している『キューピッド』『キューピット』正しいのはどっち?という難問を乗り越え、数名の生徒さんが見事全問正解を達成。鳥越アナウンサーからのインタビューに恥ずかしがりながら答えてくれました。

『ニュース編集長体験』では、各班思い思いにニュースを並べ、特に石原慎太郎氏死去のニュースや、セブンイレブンで運用が開始された空中ディスプレイのニュースなど、それぞれ世間に与えるインパクトに着目して構成していることが印象に残りました。

17日(木)日の出町立大久野小学校
講師:柳澤怜TBSラジオキャスター
本日司会を務める柳沢アナウンサーは安住アナウンサーのラジオ番組に出演しています。お子さんたちも「アナウンサーの話が分かりやすくて聞きやすい」と話してくれました。
皆さんそれぞれに意見をしっかり持っていました。驚かされたのは『ニュース用語クイズ』で好成績を収めた生徒さんに「お名前は?」と尋ねた際に「それはプライベートのことなので言えません」と真剣に答えた生徒さんがいたことです。個人情報には気を付けてという今どきのお子さんならではの感覚に、私どもも認識を新たにしました。
『ニュース編集長体験』では、「石原慎太郎さん死去」を最初に選んだチームが多くありました。理由は有名な人の話題だからとのことでした。また、別のチームは最初に身近な「商品の値上がり」のニュースを選びました。理由は、「母親がニュースを見てすぐにスーパーに駆け込み、値上がりしそうなものをあらかじめ買いに行くことができるから」ということでした。「見ている人の立場を考えてニュースを選び出す」という感覚には大いに共感します。

22日(火)四街道市立山梨小学校
講師:金井憧れアナウンサー
『ニュース編集長体験』では、「本物の編集長になったつもりでニュースを選んで番組を作れたことが楽しかった!」という沢山の反応をいただきました。さらに出前授業で将来作りたい番組はなんですか?と伺うと、多くの生徒さんたちが「皆が笑顔になれる番組」と答えていただけます。そうした「楽しさ」がテレビに求められていることが分り、番組を作っている我々も大いに参考になります。TBSもそうした皆さんに愛される番組を多く作っていきます。また、アナウンサーの練習で「ラレリルレロラロ」をみんなで発声することもありましたが、結構苦労してしまい、皆さんきちんと発音することの難しさを改めて感じていたようです。
24日(木)新宿区立四谷第六小学校
講師:鳥越雅子アナウンサー
コロナ禍の中、こちらの学校では学校にいる生徒さんと自宅から参加の生徒さんと半々に分かれる分散登校の実施中での出前授業となりました。TBSからリモートで学校にお送りしている授業をさらに自宅の生徒さんにもお届け出来るようにWi-Fi環境を先生に整えていただきました。各家庭から参加の皆さんは出前授業への参加は難しい環境でしたが、最後まで熱心に視聴していただきました。次回はぜひ学校で!リアル体験しましょう。
3月1日(火) 葛飾区立白鳥小学校
講師:豊田綾乃アナウンサー
リモート授業が続きます。リモート授業の場合、必ず1週間前に赤坂と学校をつないで音声と映像の通線状況をチェックします。それでも本番で音や映像が届かないことがあります。今回も開始時間に音がうまく届かずに開始が5分遅れてしまいました。理由はハッキリしませんでしたが、先生方に大変ご苦労をおかけしてしまいました。
豊田アナウンサーは現在TBSアナウンスセンターの若手の先生役です。先生らしく子どもたちにもやさしく丁寧に話しかけました。
最初のクイズは大いに盛り上がりました。難しい問題ですので5問全問正解はわずか2人しかいませんでしたが、その分2人はまさにヒーローとでした。
さて、メインの編集長体験では6本のニュースを扱います。豊田アナが簡単な解説をうまく交えて小学校5年生に分かりやすく紹介します。それを聞いてみんなが3本を厳選し順番をつけて並べて行きます。私たちプロにとってもなぜ子どもたちがそのニュースを選んだのかという理由を聞くことはとても楽しみなことです。
最後に質疑応答です。将来の夢の話になりました。豊田アナは小学校4年生の時に先生に国語の朗読を褒められて将来はアナウンサーになりたいと思ったそうです。この日授業を受けた皆さんと同じ年頃でした。この日に感じたことが皆さんの将来へのヒントになってくれればとてもありがたいと思います。

3月10日(木) 清瀬市立清明小学校
講師:柴山延子アナウンサー
こちらの学校ではいつも出前授業で使っているZOOMではなくGoogle meetを使いました。ところが時間がたつにつれ、音声のディレイや映像が止まるなどWi-Fi環境上のトラブルが発生してしまいました。このため途中からZOOMに切り替えて対応しました。それでもデータが重くなってしまっていたのか、やはりうまくいかない場面が多々生じてしまいました。
生徒さん方に大変見づらい思いをさせてしまいました。先生方にもご苦労いただいたのですが、事前の通線テストのときには全く問題なかったのが、使用頻度の高まりなど時間によるWi-Fi環境の制約なのか、思わぬトラブルに見舞われてしまいました。申し訳ありませんでした。今後事前の通線テスト時により細かい配慮が必要であることを再認識しました。
こうした状況にも拘らず、「編集長になりきれるのがうれしい」、「自分たちで放送内容を決めることが楽しかった」など、嬉しい「声」を沢山いただきました。
2022年度の出前授業もまもなく6月から始まります。コロナウイルス感染者数は一進一退の状況が続きますが、今年度はなるべくリアル体験で行えるよう願って、頑張っていきたいとスタッフ一同考えています。TBSの出前授業を皆で楽しみましょう!生徒の皆さん、そして先生方!今年もどうぞよろしくお願い致します。
CSR推進部スタッフ一同