CSR

活動報告
社会貢献

2020年3月5日

ユニバーサルスタイル特別授業・女性の活躍と幸せの見つけ方
〜全盲のシンガーソングライター大石亜矢子さんと報道局・牧嶋博子が
「恋愛」をメインテーマに女子高生に授業〜

「(右)TBS報道局 牧嶋博子、(左)大石亜矢子さんと盲導犬・イリーナ」

「恋愛の話を中心に授業をしました」

TBSは「国際女性デー」に向け、2月19日に私立の女子高校・富士見丘高校(渋谷区笹塚)に於いて、CSR活動の一環で特別授業「ユニバーサルスタイル特別授業〜女性の活躍と幸せの見つけ方〜」を実施しました。講師は全盲のシンガーソングライター大石亜矢子さんと、TBS報道局の牧嶋博子専門解説室長です。メインテーマは「恋愛」です。
「男女雇用平等法の施行」「男性の育児参加」など社会理念上は「ジェンダー平等」の
世の中に近づきつつありますが、恋愛の不条理は古今東西変わりません。また障害の有無にかかわらず人生を左右する大きな要素です。恋愛は幸福感や自己肯定感をもたらす一方、選択眼が養われていなければリベンジポルノなどで大きな痛手を負う可能性がないとはいえません。若い女性が「幸せな未来」をデザインする上で多少なりともヒントになればという願いを込め授業を実施しました。
大石さんと牧嶋は全盲と晴眼の違いはありますが、既婚共働き。お子様が二人という周辺環境が同じということもあり、コンビを組む上で相性もよく、話が弾みました。
「恋愛」は人生の大きなテーマですが、学校で教えること殆どありません。
女子高校生は「ずつと女子高で、恋愛経験がないので、男性に騙されないためのアドバイスを下さい」「(大石さんは相手の容姿が見えませんが)恋に落ちるポイントとは?」
など心を開き活発に質問してくれました。
大石さんは授業の感想を「とても楽しかった。学校では教えない内容なので新鮮だったのでは。また是非やりたいです。」と語り、牧嶋は「自分自身の経験や実際の事件を元に話しました。彼女達が恋愛で人生の岐路に立った時、今日の授業を思い出してくれれば幸いです。」と述べました。

「会場の様子」

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