六幕目 「それ つらつらおもんみれば……」
阿久津の活躍により、演劇部との勝負に勝って、無事に文化祭での公演場所を確保したカブキ同好会。けれども、「高齢者施設での上演は内容がよくわからなかった」という同級生の言葉を聞いて、初舞台が成功したと思っていた黒悟はショックを受けていた。どうしたら歌舞伎の面白さを伝えられるのだろう?試行錯誤した黒悟のアイデアとは……!?