はるか、薫、紗江サイド
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【森島はるか編】
クリスマスを数日後に控えた、ある放課後の出来事。
橘純一と森島はるかはファミレスでお茶をすることになるが、
その日は棚町薫がアルバイトに入っている日で……。
【棚町薫編】
橘純一がクリスマス前で賑わう商店街を歩いていると、
そこには、サンタコスプレの棚町薫の姿があった。
純一はコスプレの見物料として、薫と一緒にアルバイトをすることになるが……。
【中多紗江編】(ナレーション付き)
その日は、橘純一の誕生日だった。
にも関わらず、誰からも祝福されることはなかった。
一人いじけていると、不意にチャイムが鳴る。
玄関には中多紗江がいた。秘密のプレゼントを持って。
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逢、梨穂子、詞サイド
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【七咲逢編】
大会の選手に選ばれなかった、七咲逢は落ち込んでいた。
口では『平気です』とは言うものの、
普段とは違った様子の逢が心配な橘純一は、逢を元気づけようとする。
そこで、純一が取った行動とは……。
Ans.ポケットに手を入れます
【桜井梨穂子編】
先輩達が卒業した後の茶道部の話。
橘純一が、最新の爪切りを手に入れたので、
使ってみることになるが、純一には切る箇所がなかった。
仕方がないので、桜井梨穂子の足の爪を切ることにする。
【絢辻詞編】
創設祭が近いある日の放課後。
いつものように絢辻詞の親切指導を受けながら
橘純一が歩いていると、
二人の前にメロンパンの移動販売車が止まっていた。
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