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「五等分の花嫁」
SPECIAL EVENT
イベントレポート

「五等分の花嫁」SPECIAL EVENT イベントレポート

TVアニメ『五等分の花嫁』のメインキャストが勢揃いするスペシャルイベントが、中野家の五つ子の誕生日である5月5日(日)によみうりホールにて開催されました。登壇したのは松岡禎丞さん(上杉風太郎役)、花澤香菜さん(中野一花役)、竹達彩奈さん(中野二乃役)、伊藤美来さん(中野三玖役)、佐倉綾音さん(中野四葉役)、水瀬いのりさん(中野五月役)、そしてEDテーマを歌った内田彩さんと司会は向清太朗さん(天津)。夜の部は、会場の他、全国でライブビューイングも実施され、最後は第2期の制作が決定したことも発表されました。その昼/夜公演の模様をレポートします。

風太郎役の松岡さん、そして五つ子役の5人が白いワンピース姿で登場すると、会場から大きな歓声が起こります。そして、最初の挨拶で客席との掛け合いを楽しむと、さっそくトークコーナーへ。

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昼公演は『松岡禎丞セレクション・思い出のシーン五等分!!!』と題し、松岡さん自身がセレクトした五つ子との思い出深いシーンを発表していきます。

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まず一花との思い出シーンは、《風太郎 膝枕のシーン(5話)》をセレクト。「とにかくここは花澤さんの演技が素晴らしかったです」と松岡さんが絶賛すると、花澤さんは喜びながら「どうしたらみんながグッと来るかな?というのも考えて練習していました」とそのときの心境を話していました。

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そして二乃は《「君モテないっしょ 帰れよ」のシーン(1話)》。風太郎が1話でいきなり二乃に酷いことを言われるところですが、「現場でガチで自分に言われたのかな?と思って、すぐにでもブースを飛び出したかったです(会場爆笑)。そのくらいリアルでした」と松岡さん。これには竹達さんも慌てて、「そんなこと全然思っていないです!」と全力で否定。ただ、人に「帰れよ」って言うこともないので楽しかったと感想を述べると、天津向さんが「ひょっとしたらそれを求めてるかもしれませんよ?」とナイスなアシスト。客席に向かっての「(冷たく)帰れよ」に、大喜びする場面もありました。

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続いて三玖の《一花に自分の思いをちゃんと伝えたシーン(12話)》を選んだ松岡さん。「僕が三玖推しというのもあるんですけど、自分の想いを伝えて『負けないから」って言うところで、三玖変わったなぁと思った」としみじみと語ると、これに大きくうなずいていた水瀬さんも「私も三玖推しなので、(松岡さんには)負けませんから!」と何故かライバル心をむき出しに。これには伊藤さんも「名前が同じなので、現場でもミクという名前が飛び交ってるのが嬉しくて…。今も三玖推しですって言われて、私が推されてるわけではないんだけど、なんだか嬉しいです」と喜んでいました。

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そして四葉は《風太郎のしおりを見つめるシーン(12話)》。こちらも感動的なシーンでしたが、「四葉の人を優しく思えているところがわかるシーンだと思ったので選びました」と松岡さんが言うと、「リボンも一緒にしょげるところがかわいいし、私も好きなところなんですけど、目が(胸の)フォルムに行くんですよね……あの断面図、すごくないですか?」と佐倉さん自ら会場のファンが薄々思っていた気持ちを代弁し、笑いを誘っていました。

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最後は五月の《リフトの上で「やっぱりお前だったのか」と言うシーン(12話)》を選び、(五月が)五つ子のことを誰よりも大事にしているのが出ていたと松岡さんが振り返ると、水瀬さんが「一花の振りをしながらの11話と12話は、私にとっても思い出深いし試練でした。風太郎と一花を介してだけど寄り添えて、ちゃんと風太郎と会話ができていると思ったので、これは五月勝ったんじゃないか?と思ったんですが……原作をお読みの方はまだまだこれから色々あるんですけど……。でも、誰かになりきったときの五月はかわいさがすごく出るんです」と熱く話していました。

夜公演では『五つ子キャストセレクション・あのコのあの台詞が、大好き!!』ということで、今度は女性声優陣が自分以外の五つ子の好きな台詞をセレクトするコーナーが行われた。

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ここでは、花澤さんが「あやち(竹達さん)の真骨頂はツンデレ! 中でもデレに注目。あの破壊力ったらない!」と語り、10話の二乃が崖から落ちそうになったところを金太郎(=風太郎)に助けられてからの《こちらこそ、ありがとう(10話)》の一言をセレクト。

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竹達さんは《ふ、風太郎。狭いから、あんまり動いちゃダメ!(11話)》という、三玖がかわいすぎるシーンをセレクトしていましたが、「四葉の“上杉さ~ん”って呼ぶ台詞も好きなので、それだけを集めて並べた動画をオフィシャルで作ってほしい」とリクエストしていました。

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伊藤さんは《放課後は大事な約束があるんです(8話)》とバスケ部の勧誘を断る四葉の台詞を選び、「四葉はいつも明るい子だけど、自分の意志がしっかりとあるんです。あと、勉強会を大切な約束と言ったところにもキュンとしました」と話していました。

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佐倉さんは「浴衣で何かを食べてる女の子って素敵!」と、《あ、あんまり見ないでください(4話)》という五月の台詞をセレクトしていましたが、トークでは花澤さんのアフレコでのかわいさを熱弁し、水瀬さんが拗ねるというやり取りもありました。

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そして水瀬さんは「私の萌えが詰まっているんです。まずショートパンツ大好き、ありがとうございます! ショートカット大好き、ありがとうございます! カーキ色もすごく好き」と熱く語りながら、《今夜は二人だけのキャンプファイヤーだよ(11話)》という一花の台詞を挙げていました。
最後は、選ばれた台詞をカメラ目線で実際に言うという最高の流れに。しかもセリフが選ばれていない松岡さんも何故かアドリブで参加することになり、しっかりと笑いを取ってコーナーを締めくくりました。

続いて行われたのは、『五つ子ゲーム この声、だ~れだ!?』というゲームコーナー。
これはクジで選ばれたキャストのうちの一人が、こちらもクジで決まったキャストの声を当てるというもの。昼公演では水瀬さんが、《かわいい子猫ちゃんのマネ》をしたキャスト全員の中から、伊藤さんの声を当てるという問題になったのですが、伊藤さんの鳴き真似に誰かが少し寄せたり、ふざけたり、女性の中に松岡さんが混ざっていたりと、バラエティ色も強く、面白い展開に…。ただ、少ない手がかりから伊藤さんの声を見事に当てていました。夜公演では竹達さんが、《女の子らしいくしゃみ》をするキャストの中から花澤さんの声を当てるという問題に。ここでは、松岡さんのくしゃみがかわい過ぎて、竹達さんがまったく聞き分けられなかったという事件も起きましたが(笑)、消去法で絞り込んでいき、最後は見事に花澤さんの声を当てていました。これには10年の絆を感じたのか花澤さんも感動。逆に消去法でまっ先にナシにされた佐倉さんと水瀬さんが「松岡さんに負けた」とふてくされるところもかなり面白かったです。ちなみにご褒美はOPテーマ「五等分の気持ち」冒頭の風太郎を起こすセリフを、キャストの実名にして再現するというもの(当てた本人の役のところは松岡さんが代理で担当!)。これには見事正解した水瀬さんと竹達さんも大歓喜でした。

トーク&ゲームコーナーを終えると、『五等分の花嫁』イベント朗読劇へ。
これまでのコーナーとは少し違った表情を見せたキャスト陣でしたが、アニメでシリーズ構成を担当していた大知慶一郎さんによる朗読台本には、さり気なくキャストへの無茶ぶりが散りばめられていました。風太郎の夢の中という設定で、五つ子に教科別の問題を出し、それに答えられなかったら罰ゲームをやってもらうという内容だったのですが、台本なので基本的に問題には当たらないようになっていて、昼公演では花澤さんと伊藤さん、夜公演では竹達さんと佐倉さんが、なりきりネタやものまねネタで心をへし折られていました。また水瀬さんは両公演ともに教科とは関係なく、声優として声が出せないジェスチャーゲームをさせられるという展開に。こちらも必死にアニメのシーンを再現する姿が笑いを誘っていました。

そんな楽しい朗読劇のあとは、5月5日は中野家の五つ子の誕生日ということで、内田彩さんがケーキを持って登場。誕生日をお祝いをすると、その流れからEDテーマ「Sign」の歌唱へ。

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会場が盛り上がる中、続けて12話のウェディングシーンの映像が流れるとキャストの5人が中野家の五つ子として登場。そのシーンで流れた挿入歌「ごぶんのいち」、最後にOPテーマ「五等分の気持ち」を歌唱した。

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会場の観客も声を出して曲に参加し、最高の一体感に包まれながら、イベントはエンディングコーナーへ。

エンディングでは、「『五等分の花嫁』第2期制作決定!!」の特報映像が流れると、昼/夜公演ともに会場中が喜びの歓声で包まれました。またキャスト陣も放送中は聞いていなかった第2期決定が、放送から1ヶ月ほど経ったこのタイミングで発表されるという驚きと喜びは想像以上のものでしたとコメント。
最後はキャスト陣から感謝の言葉が贈られ、イベントは締めくくられました。

「こんなおめでたい場所で歌わせていただいて嬉しかったです。(演じていた)松井は結婚していましたけど、今後も五つ子たちがどんな展開を歩んでいくのか、先輩花嫁として温かい目で見守っていきたいです」(内田彩さん)

「皆さんの応援あってのイベントであり、第2期だと思います。オーディションを受けたときは知りもしなかった嬉しい出来事なので、今みなさんと一緒に“やったー”ってできることが嬉しいです。中野家の五つ子たちをアニメで見られることは嬉しいですし、私たちもまた歌える日があるのかなぁ?と、いろいろ楽しみなことは尽きないので、今後とも応援をよろしくお願いします」(水瀬いのりさん)

「この作品は、最初一人ぼっちだったんですけど(※佐倉さんは漫画のCMで一人5役を担当していました)、こうやって仲間が増えたときに、これは私の考えた最強の布陣だというキャストが集まったと思ったんです。原作も大人気で続いていますし、もはや花嫁が誰なのかというより、個々のキャラクターの魅力に取り憑かれて楽しんで頂いてると思うので、アニメも第2期という形で繋げられたことを嬉しく思います」(佐倉綾音さん)

「三玖は大人気のキャラクターだと知っていたので受け入れてもらえるかな?と思っていたのですが、たくさん愛してもらえる三玖にできたのではないかな?と思います(会場が拍手で応える)。また三玖を演じられること、素敵なキャストの皆さんと家族でいられることがすごく嬉しいです。2期をみんなで楽しみにしましょう!」(伊藤美来さん)

「五つ子の誕生日に皆様にお会いできて、メインキャストのみんなとステージに立つことができて幸せな日だなと感じてます。2期も発表されて、まだまだ作品を通して皆様にお会いできる機会もありますし、作品を通して声を届けることができるのは素晴らしいことだと思います。またお会いできる日を楽しみにしてます」(竹達彩奈さん)

「また一花ちゃんの今後が演じられることが嬉しいです。このイベントで胸アツだったのは、あやちが私のくしゃみを当てたこと! 一人でジーンとしちゃってました。またこういうイベントを開くことができるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」(花澤香菜さん)

「オーディションをやって、アフレコをしてアニメが終わったのが、感覚としてついこないだなんです。それで全員が集まったイベントで第2期決定は予想だにしていなかったので、内心震えていました。2期ができることは嬉しいことで、また皆様にこの作品のアニメーションでの続編をお届けできるということで、新しい勢いで面白い作品になるように全力で頑張っていきますので、原作ともどもこれからもよろしくお願いいたします!」(松岡禎丞さん)

こちらのイベントの様子を収録したBlu-rayが9月25日に発売決定!
詳細はこちらから ▶https://canime.jp/product/SCXP000000079

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