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アマゾンの森には、日本やアジアのものとは桁違いの巨大な昆虫や、変わった形や生態をもつ昆虫が生息しています。その一つがカミキリムシです。世界最大級のカミキリムシ、タイタンオオウスバカミキリ(写真上)は数が少なく、まだそれほど知られているとは言えませんが、体長15cmを超えるものもいます。タイタンオオウスバカミキリの脚の接地部には細かい毛がびっしり生えていて、その先端はたくさんの短いトゲのある独特の形をしています。アマゾンとその周辺からは、このほかにも巨大なキバをもつオオキバウスバカミキリ、長い前脚をもつテナガカミキリ、地中にトンネルを掘ってすんでいるケラモドキカミキリなどが知られています。 本展覧会ではこの他に華麗なモルフォチョウの仲間、透明なはねをもつスカシジャノメの仲間、子供たちに人気の高い巨大カブトムシの仲間などを展示します。
※タイタンオオウスバカミキリは標本展示となります。
※ヘレナモルフォは標本展示となります。