草野球の試合でホームランを放ち大活躍の咲人(山下智久)は、蜂須賀(石丸幹二)ら研究チームのテストでも成績が飛躍的に伸びていた。そう、ついに手術の効果が表れてきたのだ。お利口になったことを認識し始めた咲人は、今まで見えていた世界が違って見えるようになったことを感じていた。また、遥香(栗山千明)に対して特別な感情を覚え始めていたが、咲人自身はその感情をどう理解していいのかわからないでいた。
しかし、仕事ではミスもなくなり、“知”への欲求が強まった咲人は、時間さえあれば様々なジャンルの本を読み漁るようになる。