悪党たちは千里を走る

1月20日水曜よる11時53分スタート

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制作発表が行われました!

テッペン!水ドラ!!『悪党たちは千里を走る』の第1話プレビューと制作発表が行われました!!

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まずは、記者のみなさんに出来立てホヤホヤの第1話をご覧いただいたのですが、ムロツヨシさん演じる高杉の表情であったり、高杉と園部(山崎育三郎さん)の会話のやり取りであったり、高杉と菜摘子(黒川芽以さん)の関係だったりに……記者のみなさんは、集中してセリフを聞いたり、仕草に笑ったり、とても和気藹々とした雰囲気でした。

その後、司会の高野貴裕アナウンサーと林みなほアナウンサーから番組の紹介があり……

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高野アナ:『悪党たちは千里を走る』の会見にお越しいただき、ありがとうございます。今、林アナウンサーは司会としてここに立っていますが、実はこのドラマに“女優”としても出演しているんですよね。
林アナ:そうなんです!女優・林みなほとしても立っています。
高野アナ:なんだか自信満々で頭にきますねぇ〜(笑)
林アナ:すばらしい俳優陣の中にいれていただて恐縮だったんですど、本当に貴重な体験をさせていただきました。
高野アナ:我々はTBS朝の情報番組『はやドキ!』(月〜金曜 あさ4時〜5時30分放送)をやらせていただいているのですが、今回『悪党たちは千里を走る』とコラボすることになり、レギュラーキャスターの中から、スケジュール的に出演可能な4人の女子アナウンサーが、ドラマ出演をかけてオーディションに参加し、見事勝ち取ったのが、林アナ。
林アナ:TBSアナウンサーでオーディションを受けて出演を勝ち取ったのは、おそらく私が初めてかと……。
高野アナ:なぜオーディションを行ったのが女性アナウンサーだけなのかと。私も準備万端だったのになあ。そんなことも含めて、池田プロデューサーに聞いてみましょう!
と紹介があり、池田克彦プロデューサーが挨拶。

池田克彦プロデューサー
高野先輩は、まずイメージではなかったんです。すみません(笑)
みなさん、本日はお忙しい中『悪党たちは千里を走る』の制作発表にお越しくださいましてありがとうございます。
プロデューサーの池田克彦です。非常に緊張しています。
このドラマは主演のムロツヨシさん、山崎育三郎さん、黒川芽以さんが天才犯罪者によって誘拐犯にさせられてしまうというユーモラスサスペンスです。
3人の会話劇をベースに、早い展開力とエンタテインメント性で30分間のドラマをあっという間に見ていただけたらと。
僕は入社10年目になりますが、1年目からドラマ制作に携わっていて、いつか自分の企画をやりたいと思っていました。それが今回実現し、監督も含めて30代20代の若いスタッフが中心となり、不器用でも荒くても泥臭くても挑戦的な作品を熱いメッセージを視聴者のみなさんに届けられたらと思っています。『悪党たちは千里を走る』をよろしくお願い致します。

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その後、ムロツヨシさん、山崎育三郎さん、黒川芽以さんが登壇し、挨拶が行われました。

高杉篤郎役:ムロツヨシさん
ムロツヨシです。主演をやらせていただきます。本日はお忙しい中、ありがとうございます。いろいろある数日間ではありますが、みなさんにお越しいただき、写真を撮っていただき、話を聞いていただけるということで、ムロツヨシと『悪党たちは千里を走る』のために、ありがとうございます。
高野アナ:今日が一番熱い日になると?
ムロさん:そうしたいです!
高野アナ:撮影はいかがですか?
ムロさん:順調に進んでいます。時間のない中、撮影しておりますので、スケジュールが中々難しいというか、非常に体がきついです(笑)。といいつつも、楽なドラマはありませんから大丈夫なんですけどね(笑)。厳しい中でも、しっかりとコメディを作ったり、緊張感を作ったり、先ほど挨拶した池田プロデューサーが初プロデュースということで、熱いんですよ。背負いきれないものを背負わされている感じですが、初プロデュース作品を何とかして成功させたいと思っています。池田プロデューサーの思いも乗せて、頑張りたいと思います。

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園部優斗役:山崎育三郎さん
ムロさんの完璧なトークの後は、話しづらいなあ(笑)。
僕は普段ミュージカルの舞台に出演させていただくことが多いので、連続ドラマに本格的に出演するのは『下町ロケット』が初めてで、『悪党たちは千里を走る』が2作目になります。今回は3人の会話がメインとなるということで、リハーサル室にこもって3人でセリフのやり取りをすることも多く、舞台の現場のような感覚もあり、お芝居を楽しんでやらせていただいています。今日は『悪党たちは千里を走る』の魅力がみなさんに伝わるようにお話したいと思っています。
高野アナ:今回、AD(アシスタントディレクター)役ですが、役作りはどうされましたか?
山崎さん:そうですね。『下町ロケット』を撮影しているときに、このお話をいただいたので、ADさんの立ち振舞いや格好をずっと見ていました。ちょっとズボンが下がっているんですよね。
ムロさん:分かる!分かる!
黒川さん:腰パンですか?
山崎さん:そうそう。普段の僕はこういう格好はしないんですけど、ちょっとズボンを下ろして、体重を右の方にかけたり……。
ムロさん:見てますね!
山崎さん:高杉さんに対しても、下手に出て「先輩○○ですよね」とゴマをするように……。
ムロさん:ゴマをすりながらなめている人もいるよ(笑)
黒川さん:(笑)
山崎さん:それも一応、考えています(笑)
ムロさん:あはは。

高野アナ:一番のムードメーカーは誰ですか?
山崎さん:やっぱりムロさん……
黒川さん:ムロさんです
ムロさん:そう?(笑)そんなことないよね?
山崎さん:カメラの前のムロさんはすごくテンションがあがるんですよね。
ムロさん:いつもどおりだよぉ〜(と得意げ)
山崎さん:実は、合間に3人で話しているときは、黒川さんがすごく面白い話をしてくれるので……
ムロさん:そうそう!待ち時間のムードメーカーは芽以さん。
黒川さん:その話は、やめましょう(笑)
ムロさん:そうですね。ここでは言えない話ばかりだから(笑)
山崎さん:そうですね、言えない話です(笑)

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三上菜摘子役:黒川芽以さん
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
菜摘子を演じていて感じたのは、もっとスカートを履かなきゃなと(笑)。『悪党たちは千里を走る』は時間経過があまりないので、ずーっとこの衣装を着ているんです。このタイトスカートが動きにくくて筋肉痛になってしまったので、もっと女子力をあげなきゃなと思いました。撮影現場は楽しいです。セリフが本当に多いので大変なのですが、合間に3人で合わせて、とにかく面白いものにしたいと思いながら作っています。第1話の菜摘子は妖艶な女というイメージだと思うのですが、徐々に厳しい口調のSキャラになっていくので、ぜひ楽しみにしていてください。

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高野アナ:紅一点の撮影現場ですが、やりづらさはありますか?
黒川さん:やりづらいといったほうが面白いのかもしれませんが、私自身が男性的というか、あまり女子らしい感じではないので、男性とわいわい話すほうが楽です。
高野アナ:では、男としてムロさんを意識することはない?
黒川さん:そうですね〜。今のところはまだ……最終話まで撮っていないので、まだ分からないんですけど……。
ムロさん:そこは言っておこうよ。
黒川さん:え?
ムロさん:2人が怪しいとか、記事にしてもらおうよ(笑)
黒川さん:あ!
ムロさん:あはは。
黒川さん:うまく利用できなくて、すみませ〜ん。
ムロさん:利用って行っちゃだめ。利用はダメ!(笑)
山崎さん:(笑)

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渋井巧役:大西利空くん
渋井巧役の大西利空です。みなさん、お集まりいただきありがとうございます。僕は、いつもは明るくて元気な役が多かったんですけど、今回はすごく生意気で病弱で、しかも誘拐されてしまうという、難しい役で大変でした。けれど、みんなが優しくしてくれて、ここまで頑張ることができました。特に監禁されているシーンが多くて大変だったし、初めての経験でしたが、ここまで頑張ることができて良かったです。
ムロさん:すばらしい!
高野アナ:年上の方々と共演してやりづらくなかった?
利空くん:やりづらくはなかったです。待ち時間もすごく和気藹々としていて、すっごい楽しくて、緊張せずにやることができました。
ムロさん:いいですね〜。
高野アナ:一番かまってくれるのは?
利空くん:全員、みんな優しくしてくれて、教えてくれたりして、今日も待ち時間に、園部さんが缶のふたを使って、ピーンって飛ばすやつを教えてくれて……
山崎さん:ねー。
ムロさん:「人に向けちゃいけないよって」利空に育さまは言ってたはずなのに、俺の前をピューンって飛んで行って……俺、人じゃないのかなーと。(笑)
山崎さん:あはは。

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高野アナ:では、ここからは質疑応答の時間にさせて頂きます。個別取材はありませんので、ぜひこの場で……。
ムロさん:結婚の予定は……ありません!
山崎さん:聞いてません!
ムロさん:個別取材がないって聞いたからさ〜。
黒川さん:(笑)
山崎さん:言わなくていいです!

Q:演じてみて難しかったところは?
ムロさん:3人の会話劇でテンポもあるから、時間軸というか……時間が進むのがゆっくりだったり、早かったりするので、それを同じ部屋で3人の中で同じ軸にするのが結構難しかったです。すみません、専門的なこと言っちゃって(笑)。“3人の会話を成立させることを目標としよう”と育さまと芽以さまと事前に3人で話し合ったのですが、その場その場、その時その時で会話を成立させることが一番難しくもあり、やりがいのあることだなと思いました。

山崎さん:そうですね。やっぱり基本的に3人でお芝居をしているので、テンポやお芝居のエネルギーが凄く大事だと思ったので、そこはずっと意識しながら演じています。

黒川さん:ユーモラスサスペンスなんですけど、その融合が難しいです。ここは笑うポイントにしようとか、ここは事件のことを進めていこうっていう、そのバランスを常に気にしながら、切り替えるタイミングを考えながらやっています。


Q:役作りの中で、自分と似ているところ、似ていないことろは?
ムロさん:僕の演じる高杉はディレクターなんですけど、ちょっとせっかちなんですよね。早く決めなきゃとか、いろんな人に当り散らしちゃう。僕自身が舞台で演出をやる場合も、せっかちだし、時にすごく厳しいことも言ってしまうし、本当にそこはそっくりだなと思います。ただ、高杉は園部らの前で熱く語るんですけど、僕はそこまで熱くは語らないかなと。高杉は熱さを表に出し、僕は熱さを内に秘めていますから、それはちょっと違うかなと思います。

山崎さん:園部くんはちょっと品がないというか感情の起伏が激しいのですが、僕はマイペースで常にフラットな感じなので、正反対の性格だと思います。

黒川さん:私の演じる菜摘子は1話よりも2話から基本ベースの性格が出てくるんですけど、とにかく口調がキツイ。私自身はきつくないので、全然違うなと。あとは後々過去が出てくるのですが、ちょっと寂しそうなところは似ているなと思いました。

Q:お互いに見て、それぞれのキャラクターとご本人は違うと感じますか?
ムロさん:育さまは、園部とは全く違うね。
黒川さん:違いますね。
ムロさん:育さまがイライラしているところを見たことないです。園部はイライラして高杉に当たるけど、育さまが怒ったところは見たことない。
山崎さん:怒らないですね。
ムロさん:そこは全く違うな、という印象ですね。芽以さまも役と全く違う印象ですね。
山崎さん:違いますね。
ムロさん:あんなに、ツンケンしてない。
山崎さん:してない!
ムロさん:芽以さまは、Sキャラじゃないですよね、基本。たぶんプライベートの芽以さんはMだな。
黒川さん:!!
ムロさん:僕ら2人から見た印象ね。だから、育さまも芽以さまも、役と違う印象です。あとは2人から僕のイメージを……。
山崎さん:どうでしょう??
ムロさん:頂戴、頂戴。
山崎さん:似ている部分のほうが多いかな。
黒川さん:と思います。ムロさんが一番似ているかも。
ムロさん:あんなに語らないでしょ、夢を。
山崎さん:語っているときもありますよね。
ムロさん:うそ!空き時間に俺、夢語ってる??
山崎さん:語っていましたよ。
黒川さん:(笑)
ムロさん:語ってないよー。えーーー!!
山崎さん:真面目な話をしたり、
黒川さん:真面目な話してます。
ムロさん:真面目な話した?うそだ!
山崎さん:しますよ!
黒川さん:自分だけの世界を持っているイメージがあるんですよね。
ムロさん:ホントに?!どういうところ?どういうところ?
山崎さん:うーん、ムロさんはどういう人なんだろう?
ムロさん:無理しなくていいよ。
山崎さん:基本的にはムードメーカーで、現場でも本当にスタッフの方や僕らに気を遣って、「大丈夫?」って声をかけながらやってくださって、空気を作ってくださって、そういう意味では高杉さんとは逆なんですけどね。高杉さんはわが道を行く感じですけど、ムロさんは周りも見ながら進んでいくというか。
ムロさん:いいね、いいね。
山崎さん:ということは、みんな逆なんですかね。
高野アナ:利空くんはどう思いますか?
利空くん:え!結構、似てないって言う感じが。
ムロさん:利空とは2度目の共演なんですよ。
利空くん:やっぱり、なんだろう、空き時間とかのムロさんはすっごく面白いのに……
ムロさん:ドラマでは面白くない……?
山崎さん:あはは。
利空くん:えーっと、ドラマの高杉さんはせっかちだし、1話の会社のシーンでも鞄を投げたりするし、そこに関しては似てないと思います。
ムロさん:びっくりしたー。ドラマは面白くないって言われるのかと思った(笑)
一同:(笑)

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Q:最後にムロさんからメッセージをお願いします!
ムロさん:みなさん、今日はありがとうございました。ここ数日間のエンタメニュースを越えるトークは一切ございませんが、それでも少しでも取り上げていただけたら嬉しいなと、恥ずかしながら主演をやらせていただきました。これで最後になるかもしれない主演ドラマでございますが、第1話を見てとにかく面白いものが出来たと自信を持っています。なんとか記事にしていただくために、タイトルを『下町ロケット2』とか『下町ロケッチュ』にしようという案もあったりなかったりしましたが許可が下りず(笑)。それは辞めて、原作どおりに『悪党たちは千里を走る』というタイトルでいくことになりましたので、その熱い思いを取り上げていただき、少しでも多くの方に番組を見ていただけると嬉しいです。

2016.1.15

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