チームLEADERS通信
「製造と販売は車の両輪」だという佐一郎の言葉をキーワードに、国産自動車開発だけでなく、販売店の活躍にもスポットを当てるのが『LEADERS Ⅱ』のテーマ。そんな想いを込めて、川嶋Pとドラマ制作の“制作進行隊長”山野が綴る番組スタッフ日記です。
放送を楽しみにお待ちいただいている皆さんへ向けて、日本全国から中国は上海までを駆け巡った撮影隊“チームLEADERS”の、撮影現場の様子や各セクションのリーダーたちや、その想いをお届けしていきます！
第7話「地の力」
2017年3月22日
久々に使わせて頂きます。
砂・人・町「時代三原則」
特に際立つロケーション日和でございます。
というわけで本日は岐阜県は美濃市「うだつの上がる町並み」にやってきました。
ここでのＬＥＡＤＥＲを紹介します。
左：池村 周二氏、右：ＯＴ石渡
本日は観点を変えて、我々制作部の仕事そして見どころを紹介しつつ
町の紹介にリンクしたいと思います。
※リンクという言葉使いたい。
制作部とは？
仕事の一つとして「ロケーションハンティング」
というものがあります。
奥深く説明しますと
台本に書いてある場所を探します。以上。
東京・関東・今回のメイン中部地方、そして日本全国、さらに飛び立って海外と
その範囲は物語によって変わります。
監督の壮大なイメージに僕らは追いつくことを目標にロケハンをします。
ロケハン三原則「走る 見る 話す」
とにかく走ります。どこまでも
とにかく見ます。その「土地」を
とにかく話します。その「人」と
「走り」「見て」 街を知ります
「話して」 人を知ります
日本という地で生を受け、育ち、過ごしていく中で果たして
本当の日本を知ることができるでしょうか、、
制作部の仕事の過程で僕らは「日本」を知ることができる！
それでは本日のレポートにＬＩＮＫ
台本の中で「街道」という柱が登場します。
監督のイメージは古き良き昭和の町並み
冒険の中で岐阜市「うだつの上がる町並み」と出会いました。
※冒険＝ロケハン わたくしやまの何かと比喩を使いますので
ＬＥＡＤＥＲ池村氏と出会い、町そしてドラマを盛り上げるという目的が重なり
協力体制を敷いていただきました。
監督も町を見てここだ!! と
ここから僕らの「仕込み」がはじまります。
監督の壮大なイメージに近づくために
必殺「時代三原則」
１：砂
このすばらしきロケーションを活かすためには中途半端な「砂」はいらない
最大級の砂まき作業が巻き起こりました。
砂番頭・児山孝広氏を筆頭に町を封鎖し、約１５名の職人たちを揃え作業にあたってくれました。
一言で「心意気」
２：人
寒さをものともせず、たくさんの地元の方々が駆けつけてくれました。
牛さんも先陣を切っての登場！
一言で「感謝」
３：町
一言で「圧巻」
〜まとめ〜
何をしようにも、一人では何もできません。ロケに関して、
町の力添えがあってからこそ為す！その「力」を得るために「話」をします。
時に一日５０人以上の「人」と「話」をします。
僕らはその「地」の方々とコミュニケーションを取り、
町を囲み、町を知り、人も知ります。
日本に住んでいながら地元以外、深く知らないことが多いと思います。
人と同じ目的で汗を流すから気づくことも！
その繰り返しの中で、気づかぬ内に「日本」というものを知ります。
それこそが制作部の最大の魅力だと考えます。長文失礼しました。
制作部featuring「うだつの上がる町並み」でした。
ありがとうございます。
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