Webスタッフ
沫嶋黎士、空港シーン!
Vol.21 13.10.19
みなさん、どうも。
いよいよ、明日は『安堂ロイド』第2話の放送!
明日の夜は予定を入れずにテレビの前に集合ですよ(笑)
さて、すっかりお届けするのが遅くなってしまいましたが…沫嶋黎士がラプラスに殺されるシーン!!木村さんがインタビューなどで「撮影初日に射殺された!」と言っていましたが…この撮影が木村さんのクランクインシーン!木村さんと波多野監督はストーリーの前後の流れを考えながら “黎士のテンション” を相談されていました。黎士がラプラスを見つけた際、目を細める仕草をしていたのを覚えていますか?それも木村さんと波多野監督が相談して決まった仕草。目が見えていないわけではないのですが、“研究室に愛用のメガネを置いてきた”という行為を踏まえての仕草なのです。そういう細やかなアイデアを木村さんと波多野監督は出し合っていて、黎士が殺されるシーンではありますが、和やかな雰囲気で撮影は進みました。
スタッフ打ち合わせ中。
ラプラスを演じる福田綾乃さん「すっごく緊張してます…」とポツリ。
ラプラスによってウージングアウトの滲んだ世界に黎士が入り込んでしまう…という設定なので、撮影した映像をモニターで見ながら、波多野監督、植田プロデューサー、CGの鈴木さんらが、「全体が滲んでいて…」「ここにボワっと現れます」「人とはぶつからないので、すり抜ける感じ」などと言葉で説明することが多く、「どんな映像になるのか、想像しても、想像が当たっているか分からないから難しいけど、ワクワクするね」と木村さん。「まだまだ探り探りだよ」とおっしゃっていましたが、楽しんで演じれて入る様子。
そして、射殺シーンでは…。
もちろんCGも駆使しますが…実際にお芝居でCGをカバーする部分もたくさんあります。
ラプラスに撃たれる部分では、銃の発砲、弾着(血が吹き出る)などを用い、1発本番での撮影!
黎士に銃を向けるラプラス
かっこよく見える銃の構え方を植田プロデューサーがアドバイス!
ガンエフェクトの納富さんと坪井プロデューサーもアドバイス!
何度もNGを出せない部分なので、一同は緊張高い空気に…。
しかしながら、福田さんが緊張していると察したのか、木村さんは…
福田さん 「銃、結構、どこを狙っていいのか…。どうしよう…」
木村さん 「俺のこと気にしなくていいから。真っ直ぐ俺の正面に銃を向けて」
福田さん 「は、はい」
木村さん 「一度、撃ってなれとく?」
福田さん 「たぶん、大丈夫です…」
波多野監督 「ラプラスは銃を撃つときも撃ち終わったあとも、目を動かさないでください」
福田さん 「がんばります…」
木村さん 「思っているほど早く引き金を引けないというか、パンパンと撃てないから大変だと思うけけど、銃は俺に向けて、目線は遠くを見ていれば目は動きづらいよ」
福田さん 「ありがとうございます 」[
などと、アドバイスが!
「アドバイスってほどでもないよ。参考になれば…」と木村さんはテレながらおっしゃっていましたが、「木村さんが声をかけてくれて、気持ちが楽になりました」と福田さん。
いよいよ、本番!!見事1発OK!
銃を撃つ表情も撮影!
そして、続いては崩れ落ちる黎士の撮影。
こちらも1発本番。弾着とは火薬を使った特殊技術で、銃で撃たれたように洋服に穴があいたり、血が吹き出たりする様子を再現します。
黎士の洋服の中に弾着をしこみ、倒れるタイミングや倒れ方などを念入りに相談し、本番を待つ木村さん。
血が飛び散るので、スタッフはレインコートを着用。
そうして向かえた本番では…床にもかかわらず、ありえないような角度に足をまげ、宙を舞う黎士…。
静まるスタッフたちを我に返らせたのは「カット!OKです!」という波多野監督の大声。
それと同時に 「スタッフのみなさん、木村さんに駆け寄らないでください!木村さん、絶対に動かないでください!」と助監督。
周りに飛び散った血のりを踏んでしまったり、倒れた黎士の体の形が変わってしまったら、この先の流れに繋がらなくなってしまうので、スタッフは木村さんに近寄ることができず、木村さんは血のりまみれのまま、床に寝転んで動けないまま、その後の撮影に挑まれていました。
そして撮影終了後には…参加していただいたたくさんのエキストラのみなさんから盛大な拍手が!!
「俺、オールアップしたみたい(笑)」と木村さんは恥ずかしそうにしていましたが、初日の撮影は無事終了したのでした。
アンドロイドが現れたり、消えたり、滲んだ世界に入り込んだりする際には、グリーンバックを使用
そして明日放送の第2話でも、華麗なアクションが見られます。
ロイドは麻陽を護り続けることが出来るのか!?
みなさん、楽しみにしていてくださいね。