過去の放送
- 2014年6月1日放送
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- BS-TBS:6月5日よる11:00〜
- TBSニュースバード:6月4日よる11:00〜
ナレーター:向井 理
メタボにサヨナラ!? そのカギは“やせる脂肪”!
〜体内の脂肪細胞を活性化し、肥満克服へ〜
- ドリームメーカー:
- 北海道大学名誉教授/
斉藤昌之さん
夢の扉の鍵
「愚直に1つのことを続ければ 必ず結果は出る」 »
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日本では、予備軍を含め、2200万人がメタボリックシンドロームと推定される。
蓄えてしまった脂肪を減らせれば・・。
実は、ヒトの体には、肥満を軽減する、“やせる脂肪”が存在するという!
この“やせる脂肪”=「褐色脂肪細胞」が成人にもあることを、世界で初めて発見したのが、
斉藤昌之教授。30年以上の研究人生をかけて、肥満克服のサイエンスに挑む―。
褐色脂肪は、体の中でエネルギーを消費して、体を温める“ヒーター”のような役割を
果たしている。斉藤は、この細胞を活性化させれば、肥満を改善できると考えた。
そして、研究開始から14年、マウスをある環境下にさらすと、褐色脂肪が増加し
体脂肪が減ることを発見!だが、『それは、人間では無意味では?』と周囲は冷ややか・・。
褐色脂肪は成長と共に減少し、成人になるとほとんど存在しない、というのが、
医学界の常識だった。
そこで斉藤は、成人にも褐色脂肪が存在することを証明しようと試みる。
しかし、退任まで残り1年。万策尽きていた・・。
そんなとき、心の支えにしたのは、『守愚(しゅぐ)』という恩師の言葉。
『愚直に一つのことを追い続けていれば、必ず結果は出る―』
そうして、ついにたどり着いた、ヒト褐色脂肪の意外な証明方法とは?
そして、30年という年月をかけて突き止めた、“やせる脂肪”を増やす物質とは?
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