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2014年2月23日放送
  • BS-TBS:2月27日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:3月1日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
雪崩・吹雪を“ピンポイントで予測”するシステム開発! 命を奪う危険を未然に防げ!
ドリームメーカー:
雪氷防災研究センター/
上石勲 センター長
» ジャンル:自然・環境
» 日付順リスト:2014年2月

夢の扉の鍵

「自分の夢には“実現しなければならない”使命感がある」 » 一覧へ
2013年3月、北海道・湧別町でその悲劇は起きた。
猛吹雪の中、車が雪にうもれ、身動きがとれなくなった親子。
父親は、9歳の娘をかばうように覆いかぶさったまま凍死。娘を命懸けで守った―。

国の面積の半分以上が、『豪雪地帯』と指定される日本では、毎年、
雪崩や吹雪など雪による災害で、命が奪われる事故が起きている。
こうした災害を未然に防ごうと、雪崩や吹雪の発生を事前に予測する
「雪氷災害発生予測システム」を開発したのが、上石勲・雪氷防災研究センター長。

これまで“不可能”とされてきた雪崩・吹雪の予測。だが、上石が率いる研究チームは、
気象データだけでなく、実際の積雪現場で得た雪の質や、雪が含む水分量、
さらに、風向き、気温、湿度などの観測データを独自の方法で分析し、
雪崩や吹雪が起きやすい危険度を、“ピンポイントで”予測できるシステムを開発した。
現在、新潟・長野・山形の3県で試験的に運用され、暴風雪を事前に予測して
交通を規制し、被害を回避するなど、各地で成果を挙げている。

『難しい。それでもなんとかして解決する。それが私たちの使命です』
今、上石のチャレンジの地は、北海道・中標津。去年、暴風雪で車内に閉じ込められた
母子4人が亡くなった場所だ―。そこに、新たな課題が立ちはだかる・・。
“雪と共存する安全な暮らし”を目指し、挑み続ける上石の闘いの行方は―?

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