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2013年11月3日放送
  • BS-TBS:11月7日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:11月9日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
漢方薬研究のトップランナーの挑戦〜 “ツライ副作用”の解消へ がん研究の最前線で、漢方薬のメカニズムを解き明かす
ドリームメーカー:
国立がん研究センター 分野長/医学博士/
上園保仁さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2013年11月

夢の扉の鍵

「得意の時はおごらず 失意の時はゆったり構える」 » 一覧へ
『カラダに優しい』 『ゆるやかに効いて、副作用がない』
そんなイメージを抱く人が多い「漢方薬」。昔から馴染み深い薬だが、
“なぜ効くのか”、という科学的根拠は解明されてこなかった・・。
どの成分が、体のどこに効いているのか―。その謎、メカニズムを科学的に明らかにして、
現代の医療に新たな光を当てようとしているのが、医学博士、上園保仁。
その拠点は、国立がん研究センターだ。がん治療の最前線で、漢方薬の研究!?

『漢方薬が、医療そのものを変える可能性がある―』
上園が目指すのは、抗がん剤の副作用を漢方薬で解消すること。
吐き気、食欲不振、手足のむくみ、シビレなどの症状を漢方薬で抑えようというのだ。
実際に、「2ヶ月間何も食べられなかった」という直腸がんを患った患者が、
漢方薬の服用で、1日3食食べられるまで回復した。上園は、
その漢方薬「六(りっ)君子(くんし)湯(とう)」の効能を、人の細胞レベルで解明することに成功している。

上園は言う。漢方薬は、『調べれば調べるほど、理にかなった薬』。
だが、研究当初、周囲の学者からの風当たりは厳しかった・・。
「科学的証拠がない漢方薬は信用しない」「漢方薬の研究に税金を使うな!」
つらい道のりで上園を支えたのは、がんと闘ってきた母親の存在だった―。

『患者の痛みや苦しみをやわらげたい―』
日本の漢方薬研究のトップランナーが挑む、“新たな医療”への挑戦を追う。

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