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2013年10月27日放送
  • BS-TBS:10月31日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:11月2日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
世界の1億2000万人を“失明の危機”から救え! 日本人トップイノベーターが挑む“不治の病”の 治療薬開発
ドリームメーカー:
アメリカ・シアトル アキュセラ社 CEO/
窪田良さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2013年10月

夢の扉の鍵

「リスクを取らなければ イノベーションは生まれない」 » 一覧へ
『眼のアルツハイマー』と呼ばれ、誰もがかかる可能性のある眼の病気がある。
「加齢(かれい)黄斑(おうはん)変性(へんせい)症」。
年を取ると視界の中心が歪み始め、視力が低下、失明に至る可能性もある。
患者は、世界に推定1億2000万人もいるという“不治の病”だ。
その治療薬を世に送り出そうと、アメリカ西海岸シアトルで創薬ベンチャーを立ち上げ
奮闘する孤高の日本人眼科医がいる。窪田良、47歳。なんと、手軽に服用できる
飲み薬を開発し、世界中の人を失明の危機から救おうとしている。

新薬開発は、3万個のトライアルがあって成功は一つとされる究極のイノベーション。
大学院時代に緑内障の原因遺伝子を発見し、手術の腕前も
日本指折りと言われた窪田だが、そのキャリアも全て投げ打ち、
手持ち資金たった100万円で、創薬の世界に身を投じた。
誰もが、無謀だ、馬鹿げている、と彼を引き止めた・・。だが窪田は言う。
『研究者として病気の原因を明らかにしても、それで患者が救えるわけではない。
手術に臨んでも一回に救えるのは一人の患者だけ。その間にも、視力を失っていく
人がいる。一気に失明の危機を救うには、新薬開発しかなかったんです』

窪田が開発中の錠剤は、いま欧米での治験で最終段階を迎えている。
『這いつくばっても、失明の悲劇をなくしたい。そうして世界を変えたいんだ!』
それが窪田の口癖だ。世界的観点で新薬開発に挑む窪田の生き様を追った。

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