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2013年10月6日放送
  • BS-TBS:10月10日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:10月12日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
唾液からがん発見!1滴の血液から肝臓疾患を判定! 生命科学に革命を起こす、“究極の成分分析技術”
ドリームメーカー:
慶應義塾大学 先端生命科学研究所 所長/
冨田勝さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2013年10月

夢の扉の鍵

「本物のブレイクスルーは初めホラに聞こえる」 » 一覧へ
症状が出にくい病気を早期発見できる、画期的な診断法が生まれた。
唾液に含まれる成分を検査するだけで、がんを発見、さらに、
わずか1滴の血液から、肝臓がんなど9種類の肝臓の病気も短時間で判定!
そんな驚きの成分分析法、『メタボローム解析技術』を開発したのは、
慶應義塾大学の冨田勝が統括する研究グループだ。
冨田たちは、唾液や血液、尿などから、代謝物を一度に数百種類も分析することを
世界に先駆けて可能にし、病気ごとに代謝物の種類、濃度が異なることを突き止めた。
唾液からは、すい臓がん、乳がん、口腔がんを高い精度で見分けられるという。

もともと工学を専門とし、コンピューターサイエンスの研究をしていた冨田。
「仮説を立ててから、少ないデータで検証・証明する」という従来の生物学の手法に、
真逆のアプローチを試みた。すべてのサンプルから膨大なデータを集め、
コンピューターを駆使して解析することで、“生命科学の謎”に迫ろうというのだ。
山形県鶴岡市に“ゼロからつくった研究所”で、最先端の研究が始まった。
冨田は言う。『“絶対にうまくいかない”と言われた言葉が、エネルギー源になった』

『できたらすごいな、という“エキサイトメント”が僕を動かす』
冨田は、今、メタボローム解析技術を駆使して、次世代を見据えた挑戦に乗り出した。
それは、鶴岡市民1万人を巻き込んだ“未来の健康調査”!?
そして、高校生がノーベル賞級の研究者を目指す前代未聞のプロジェクトとは?

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