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2013年9月8日放送
  • BS-TBS:9月12日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:9月14日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
目撃者のいない事故を3Dで再現する新テクノロジー! 子どもの命を守る〜“デジタルヒューマン工学”
ドリームメーカー:
東京工業大学 情報理工学研究科 准教授/
宮崎祐介さん
» ジャンル:防災
» 日付順リスト:2013年9月

夢の扉の鍵

「世の中の誰も知らないから研究する」 » 一覧へ
5歳の女の子が、公園にある遊具のらせん階段から転落、腎臓を損傷する
事故が起きた。目撃者はいない・・。そのとき、いったい何が起きたのか―。
そんな事故の瞬間を、“ビデオを巻き戻すように再現する”という新技術が生まれた。
「デジタルヒューマン工学」を駆使して、独自の方法でナゾを解き明かすのは、
東京工業大学准教授の宮崎祐介。宮崎は、事故が発生したときの環境、子どもの傷、
発見時の状況などからシミュレーションを行い、目撃者がいない事故をも3Dで再現、
事故原因を究明して、予防策を次々と打ち出してきた。

さまざまな事故を検証するなかで、宮崎が特に注目したのは、“頭部”。
子どものケガで最も多い部分だが、人間の脳は複雑で、
シミュレーションだけでは、頭蓋骨の中で何が起きているのかわからない。
そこで宮崎は、転倒時に、脳がどう動くかを計測できる“実体モデル”を作り上げた。
そして実験の結果、ある事実が判明する。それは、脳の血管が切れるほどの“ズレ”?

『世の中の誰も知らないから研究する』
宮崎が新たに挑むのは、「乳幼児揺さぶられ症候群」のナゾ。
子どもの脳は、揺さぶっただけで損傷するのか? 世界中の医療現場で、40年もの間
意見が分かれてきたそのメカニズムは、宮崎の技術で解明されるのか―?

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