夢の扉+

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2013年7月28日放送
  • BS-TBS:8月1日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:8月3日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
わずかな身体の動きでスイッチをオン!“どこでもスイッチ”開発 〜最先端のコミュニケーションツールで、不可能を可能に!〜
ドリームメーカー:
東京大学 先端科学技術研究センター/
巖淵守 准教授
» ジャンル:生活・アート
» 日付順リスト:2013年7月

夢の扉の鍵

「自分がやらなきゃ誰がやる」 » 一覧へ
ほんの少し首を傾ける、指を動かす、強く目を閉じる―。たったそれだけの動きで、
家電のスイッチをオンにしたり、メールを打ったりできるという夢の新技術が生まれた。
開発したのは、東京大学・先端科学技術研究センターの巖淵守准教授。
この“どこでもスイッチ”の機器があれば、何もない空間や、顔の一部を“スイッチ”として
設定でき、身体を動かすことが難しい重度の障がいがある人も、自分の意志で
家電を操作したり、自分の想いを伝えたりできる、画期的なコミュニケーションツールだ。
『“できなかったことができる喜び”を、一人でも多くの人に感じてほしい』

巖淵のもともとの研究分野は、「半導体」。大学生当時、理系の“花形”だった。
その進路を大きく変えたのが、1995年の阪神淡路大震災。ボランティアとして、すぐに
向かった現場で、巖淵は打ちのめされる・・。『自分は、なんの役にも立たない―』。
悩み抜いた末、半導体研究をやめ、工学を福祉機器に活かす研究に移った。
『直接、人の役に立つことがしたい―』と。

『技術の力で、障がいがある人の能力・可能性を最大限引き出したい』
巖淵は、今年3月に完成した“どこでもスイッチ”を携えて、長野へと向かった。
出会ったのは、脳性麻痺で重い障がいが残る、中学生の長田君。
巖淵が開発したスイッチで、長田君は新たなコミュニケーションの扉を
開けることができるのか―。

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