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2013年2月17日放送
  • BS-TBS:2月21日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:2月23日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
新型インフルウイルスに挑む!遺伝子技術が生む最新ワクチン 世界を救う!?“反骨”の科学者による「カイコのワクチン」開発
ドリームメーカー:
沖縄県名護市 生物資源研究所 所長/
根路銘 国昭 さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2013年2月

夢の扉の鍵

「人は守るものがあるからこそ強くなる」 » 一覧へ
『最新で最強のワクチンで、日本の、そして、世界の人たちを救いたい!』
毎年、報じられるインフルエンザの流行。超極小のウイルスは、驚異的な早さで
変異を繰り返し、免疫が効かない新たなウイルスに姿を変え、人間を苦しめる・・。
そして今、人類が直面する脅威が、新型の「高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)」。
そのウイルスは、強い毒性を持ち、もしパンデミック(大流行)が起きれば、
日本だけで、最大約60万人が死亡するとの被害想定もある。
このウイルスに立ち向かおうと、新たなワクチン生産の技術を確立しようとしているのが、
根路銘国昭、73歳。 第一線を走り続けてきた、日本のウイルス研究の権威だ。
根路銘が目をつけたのは、「カイコ」。従来の鶏卵を使う方法では、有精卵1個につき、
作ることができるワクチンは数人分で、新型ウイルスのように毒性が強いと、取り扱いが
難しいため、開発に膨大な時間を要する。だが、カイコは、1匹で最大数百人分もの
ワクチンを作ることができ、これまでの3分の1の時間で生産が可能になるという。
さらに根路銘は、毒性の強いウイルスそのものを使うのではなく、
遺伝子組み換え技術により、安全なウイルスを使ってワクチンを作ることに挑戦。
低コストで量産できる方法を編み出そうと心血を注ぐ。
『途上国の人々にも、安全で有効性の高いワクチンを、科学者として提供したい』
「カイコワクチン」実用化に向けて、根路銘が訪れたのは、鳥インフルエンザに苦しむ
インドネシア。ウイルスを封じ込めるため、まず、鳥用のカイコワクチンを開発、
鳥での効果が認められれば世界のワクチン開発を前進させる大きな一歩になる。
欧米に負けない技術力を結集して、ウイルスと闘い続ける
“反骨の科学者”のワクチン開発最前線に迫る。

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