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2013年1月20日放送
  • BS-TBS:1月24日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:1月26日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
生体工学で交通事故ゼロを目指せ! 交通事故を体感する異色の“歩行環境シミュレーター”開発
ドリームメーカー:
秋田大学准教授/
水戸部一孝 さん
» ジャンル:生活・アート
» 日付順リスト:2013年1月

夢の扉の鍵

「自分を信じる力が壁を越える力に」 » 一覧へ
『交通事故は、ゼロでなければならないんです…』
その果てしない夢を、物静かなトーンで語るのは、秋田大学・水戸部一孝准教授。
高齢者の多い地元秋田では、その高齢者が犠牲となる交通事故が増加。
「このままではいけない」と、地元への強い思いを胸に、水戸部は“交通事故ゼロ”を目指し、ある行動を起こす。歩行者が事故に遭いやすいケースをスクリーンに再現し、体感できる特殊な装置の開発に着手。 そして膨大な交通事故の分析作業の中から水戸部が生み出したのが世界屈指の“歩行環境シミュレーター”だ。
スクリーンを前に歩くと、実際の現場にいるかのように体験者の目線でシーンが動いていく。 しかし、車にひかれないよう一本の道路を横断しようとしても、タイミングを見誤れば、迫りくる車両の衝撃音が鳴り響き、画面は真っ赤に!シミュレーターを体験した多くの高齢者は呆然とする。 それも水戸部の狙いだ。「道路の横断ぐらい、出来るに決まっている」という“思い込み”を、払拭させたい。その“思い込み”こそ、排除できれば、歩行者の交通事故は大幅に減らせると、水戸部は分析する。
そして今、水戸部は次なる挑戦へと突き進む。 これまでの<一本道>を横断するケースを発展させ、交通事故が多発する<交差点>を舞台としたシミュレーションづくりへと。 再現するのは、愛する地元秋田で、もっとも人身事故が多い交差点。 
一人でも多くの命を救いたい。 高齢者割合が最も高い秋田で水戸部は挑戦を続ける。交通事故ゼロに向け、歩みを止めない男の揺るがない、その信念に迫る。

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