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2013年1月13日放送
  • BS-TBS:1月17日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:1月19日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
崩落事故を防げ!老朽化した危機的建造物を基礎から蘇らせる!  地底40メートルに挑む新型掘削機開発
ドリームメーカー:
山梨県甲府市 山本基礎工業 社長/
山本武一 さん
» ジャンル:土木・建築
» 日付順リスト:2013年1月

夢の扉の鍵

「プロは決して「NO」と言わない」 » 一覧へ
『決して“NO”と言わないのがプロ。どこにもないマシーンで不可能を可能にする!』
去年12月に起きた笹子トンネル崩落事故。衝撃は多大だったが、これは氷山の一角。
高度経済成長期につくられた道路や橋梁などのインフラは、老朽化が進み、事故の危険性をはらむ・・。迅速且つ効率的な“補強”が迫られるなか、この危機を救う“救世主”が現れた。基礎工事一筋のプロ集団、山本基礎工業社長・山本武一、64歳。
従来の橋梁の補強工事では、基礎に杭を打つのに、高さ20m超の大型クレーンを現場に入れて掘削しなければならず、橋梁を一度壊して再度建て直す必要があった。だが、それではコストが掛かり過ぎるうえ、交通を止めなければならない。そこで山本は、クレーンを真横(水平)にするという大胆な発想で“スライド式”を取り入れ、高さ4.5mの現場でも掘削を可能にする『低空頭掘削機』の開発に成功。交通をストップさせずに、電車の高架下などの工事を可能にし、これまで不可能とされた建物内部の基礎工事をも実現した。
『やっぱりプロだから“NO”はダメなんです』 大手企業を辞め、会社を立ち上げた山本。誰にも真似できないアイデアと気配りで事業を拡大したが、忘れられない悔しい出来事があった―。7年前、重機が入らない、と高さを理由に断ってしまったある依頼。眠れない・・。『悔しくて仕方なかった―』 もうあんな想いはしたくない!と、どこよりも背の低い掘削機を形にしようとする山本に、頑固だが腕は一流の工場長、小池が力を貸した。二人三脚で夢の掘削機を完成させてほどなく、小池は病に倒れる・・。
山本のもとに、“史上最悪の現場”から依頼が届いた。福島県いわき市。老朽化した橋を直してほしい、というが、市内を結ぶ要、交通をストップさせず下に潜り込んでの掘削が必要だった。しかも、川底は硬い砂岩層と湧き上がる地下水でまさに“最悪”の地盤。地中約40mも掘らなければならない。果たして、小池が技術者魂と命を懸けた掘削機は、この現場を切り抜けられるのか? 小池の想いを胸に挑戦を続ける山本の不屈の精神に迫る。

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