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2012年9月30日放送
  • BS-TBS:10月4日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:10月6日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
自らもガンと闘いながら…オンリーワンの手術器具で患者と医師を笑顔に! 〜刃渡り2ミリの極小ハサミでガン治療に革命を!〜
ドリームメーカー:
長野県岡谷市 リバー精工 会長/
西村 幸 さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2012年9月
『自らが作った手術具で先生の手助けをし、一人でも多くの患者を笑顔にしたい』
内視鏡の先端から伸びた、刃渡りわずか2ミリの小さな小さなハサミ。
これは、ガンの内視鏡治療で使われる器具で、自在に動き患部を素早く切除する。
患者の負担が減るだけでなく、扱いやすい上に安全性も高いため、医師の負担とストレスも大幅に減った。そんな画期的なハサミ型ナイフを開発したのが、長野県の医療器具メーカー、リバー精工会長の西村幸、62歳。顕微鏡を覗きながら精微な作業をひとつひとつ行う、“スーパー職人”だ。
ある医師は、この2ミリのハサミを使うようになってから、内視鏡治療の件数が年間約300件と、以前の10倍に飛躍的に増えたという。また、内視鏡治療の権威も「ガンの内視鏡治療は高い技術が要求されるが、このハサミなら日本や海外の多くの医師が使いこなせる」と、唯一無二の医療器具を評価する。
『1分1秒がものすごく貴重。夢を実現するためにどう生きるか―』
医療のプロではなく、「素人の発想」を活かし、固定観念に縛られない医療器具の開発に挑んできた西村。だがそれは、自身の“命との闘い”でもあった―。
直腸と肝臓に見つかったガン・・。2回の手術と抗がん剤治療に耐えながら開発を続けた。
さらにこの夏、西村は、心筋梗塞で倒れた。心臓の機能の半分近くが動かない状況・・・
それでも、病床で新たな医療器具づくりに没頭する。
『寿命が残り1秒でも、つくり続ける―』
西村を突き動かすのは、患者や医師の助けになりたいとの一念。
信州に生き、ものづくりにかける技術者の生き様に迫る。

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