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2012年9月23日放送
  • BS-TBS:9月27日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:9月29日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
“宇宙最大の難関” 大気圏再突入の瞬間を捉えろ! 大気圏データ収集装置で表面温度2000度、加速度8Gの世界に迫る
ドリームメーカー:
IHI(アイエイチアイ)エアロスペース 宇宙技術部/
森﨑浩武 さん
» ジャンル:宇宙
» 日付順リスト:2012年9月
『日本人が作った有人宇宙船で、気軽に宇宙に行けるような未来を!』
人類の永遠の夢・・・『宇宙旅行』。 しかし、その実現の前には、越えなければならない大きな難関がある。“大気圏再突入”だ。
地球をとりまく大気の層への突入は、時に表面温度2000度、重力の8倍(8G)以上の加速度がかかるという。2003年、スペースシャトル「コロンビア号」が大気圏に再突入する際、空中分解した事故は、その“死と隣り合わせ”という過酷な環境を如実に物語る。この“宇宙最大の難関”を解き明かそうとしているのが、IHIエアロスペースの森﨑浩武、54歳。
森﨑が開発したのは、直径40センチの球形をしたデータ収集装置「i-Ball(アイボール)」。
3秒に1枚連続撮影するカメラのほか、加速度センサーやGPS受信機を装備したi-Ballは、7月に打ち上げられた国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機に搭載された。9月に大気圏に再突入するとき、「こうのとり」が分解しながら燃え尽きる様子を撮影することで、大気圏の“ナゾ”を解析しようというのだ。
しかし、眩しく炎を放つ機体の撮影、そのタイミング、落下したi-Ballからのデータ送信・・、どれをとっても容易なことではない。幾度となく、実験・検証作業が繰り返された。
『将来、新幹線に乗るぐらい気軽に宇宙に行けるようになったら、楽しいでしょ』
いまだ有人宇宙船を持たない日本にとって、i-Ballはその大きな一歩になると、森﨑は将来を見据える。
技術大国ニッポンが、宇宙技術の未来を切り拓けるのか―。
“立ち止まらない”熱きエンジニアと日本の宇宙技術開発の最前線に密着する。

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