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2012年9月2日放送
  • BS-TBS:9月6日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:9月1日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
ベッド・風呂・トイレが、最新医療機器に変身!? 自宅を人間ドッグに変えてしまう画期的システムで、最高の予防医療を!
ドリームメーカー:
石川県金沢市 金沢大学 教授/
山越憲一 さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2012年9月

主人公のその後

暮らすだけで病気を予防! » 詳細へ
『誰もが健康で安心できる社会を作りたい…』
ベッドに横になると、寝ている間に、心拍数。
トイレに座れば、座面に触れる足から、血圧をチェック。
風呂につかると、いつの間にか、自分の心電図がとれる。
知らず知らずの内に、毎日自宅で健康チェック!
そんな夢のような最先端の医療システムの開発を進めているのは金沢大学で生体計測の研究を続ける山越憲一教授、65歳。
現在、4人に1人が高齢者という、超高齢社会に突入した日本。
このままいくと2050年には2.5人に1人が65歳以上になるといわれ、医療費の増加により財政は逼迫、何より高齢になるに従い、患者自身が病院に通うことが難しくなる。
そこでいま、日ごろから健康を管理して未然に病気を予防することの重要性が増してきている。山越が開発した技術は、「ベッド・布団で寝る」「トイレに入る」
「お風呂に入る」といった、毎日の生活の中に、計測器を組み込んだ、“どこでもヘルスケア”。
“生きるのが楽しくなった”・・・ある患者はそう、つぶやいた。
この技術を使った在宅医療システムを、山越とともに共同開発した病院では心臓病患者のわずかな体調変化を早期発見し、入院回数とその期間を劇的に減らすなど、著しい効果を上げている。
山越の究極の目標は、さらに“街自体を人間ドックにする”という途方もない夢。
「どんな機器を使って測るのか」ではなく「どの行為で何が測れるのか」という発想の転換が医療業界にいま革命を起こそうとしている。その最前線に密着した。

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