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2011年11月13日放送
  • BS-TBS:11月17日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:11月19日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
「極限状況で働くロボットを作りたい!」 宇宙、原子炉、火山で・・・ 極限ロボットにかける夢
ドリームメーカー:
東北大学極限ロボティクス国際研究センター所長/
吉田和哉 さん
» ジャンル:ロボット
» 日付順リスト:2011年11月
『人間が入れない“極限状況”で、ロボットを使い人間を助けたい』
今年7月、東北大学大学院に設置された極限ロボティクス国際研究センター。初代所長に選ばれたのは、吉田和哉教授(50)。宇宙ロボット開発のエキスパートだ。 吉田が挑むのは、<宇宙>、<原子炉>、<火山>・・・と人が立ち入るのには、危険の伴う極限の空間。7年間の年月をかけて<宇宙空間>を旅し、小惑星イトカワから微粒子を持ち帰った探査機「はやぶさ」。日本の宇宙技術の高さが証明されたこのプロジェクトに、吉田は立ち上げから参加し、着陸や採取の実験に携わった。<福島第一原発>でも吉田が開発に参加したロボットが活動している。放射線量が高く、人間が入ることのできない炉心周辺。代わりに、日本製のレスキューロボット「クインス」が、中の様子やデータを克明に伝えてきた。しかし、この現場に先に投入されたのは、アメリカ製のロボット。日本のロボット研究は出遅れているという評価が世の中にはあった・・・。吉田は、3.11の震災を機に、ある思いを強く抱き始めていた。「極限ロボットは、研究室からフィールドに出なくてはならない」「もっと社会の役に立たなければならない」。 その思いを胸に、今年9月、吉田は、アメリカ・ネバタ州の砂漠の上にいた。ロケットに搭載したロボットをパラシュートで降下させ、自力でどれだけ目的地近くまで行けるかを競うコンテスト。これは、吉田が中小企業と共同で開発を目指す、究極の宇宙ロボット、月探査「ローバー」の開発に向けたワンステップ。 その結果はいかに...。「閉塞感が漂う日本に活力を与えたい」。実戦経験を積むためのフィールド走行を繰り返し、小さなデータを積み重ねていく・・・。 人類の未来に向けて、進化を続ける極限ロボットに、夢をかける吉田の情熱的な姿を追った。

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