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2011年10月16日放送
  • BS-TBS:10月20日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:10月22日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
生命を守る人体模型“医療シミュレーター”で医療を変える!
ドリームメーカー:
京都科学社長/
片山英伸 さん
» ジャンル:医療
» 日付順リスト:2011年10月
医学が進歩した現代…そんな中でも医療ミスのニュースが後を絶たない。
その医療ミスの削減に繋がるとして今、注目を集めているのが片山率いる京都科学が開発を手がける医療シミュレーターだ。
入社当時、看護学校の学生がお互いの腕に注射を打ち合い、採血のトレーニングをしているのを目の当たりにした片山。採血の練習が出来る模型を作ろうと立ち上がった。試行錯誤の上、完成した採血トレーニング用のシミュレーターを学校へ持って行くが、先生から「必要ない」と断られ続けた。そんなある日、片山を呼び止めたのは学校の事務員。「買うわ。私達も注射の練習に付き合い犠牲になっているの」それをきっかけに、片山は様々な医療技術のトレーニングが出来る医療シミュレーターを開発。
もし失敗すれば命に関わる医療手技を、今までは実際の患者を相手に初めて行っていた。しかし、医療シミュレーターで事前に練習を繰り返す事で実際の患者に向かう時には、落ち着いて習熟した技術で医療を行う事が出来るようになったのだ。現在では、日本の全ての医療系学校に医療シミュレーターが置かれ、学生が日々、医療シミュレーターでトレーニングを続けている。 片山の想いはこの「医療シミュレーター」で日本の医療レベルを上げ、日本中どこでも同じ医療を受けられるようにする事。 さらには、その技術を世界にも広める事だという。 
今、片山は日本で開発した医療シミュレーターを持って世界へと挑む。果たして、その結末は…。

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