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2011年10月9日放送
  • BS-TBS:10月13日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:10月15日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
水中で自由自在に働く!未来のロボットダイバー
ドリームメーカー:
立命館大学理工学部ロボティクス学科教授/
川村貞夫 さん
» ジャンル:ロボット
» 日付順リスト:2011年10月
豊かな自然が息づく日本最大の湖・琵琶湖。しかし以前から環境の悪化が懸念されている。特に湖底の状況が良くない。その琵琶湖の程近くに建つ、立命館大学理工学部のロボティクス学科の川村教授が開発したのが水中ロボットダイバー。専門分野であるロボット技術を美しい琵琶湖のために役立てたいという強い思いが発端だった。
2007年、川村は研究室の学生、他大学や企業と協力し、小型の操縦型水中ロボット製作プロジェクトを始動。目指した水中ロボットは、水中での様々な作業が可能で、小さく、軽く、誰でも操縦ができるロボットだ。湖を駆ける意味を込めて”湖虎”(COCO)と命名された。しかし、開発までの壁は厚かった。流れのある水中でのバランス保持、水中で物をつかむ2本アームの動き方、水圧、浮力の問題など、深い湖を想定しなければならない研究は失敗の連続だった。試行錯誤の中、2010年2月、琵琶湖ではじめての水中実験が行われた。船上から琵琶湖に”COCO ”を投入。1人のオペレーターで操縦できることが確認できた。2本アームの水中ロボットが湖底を目指して進み、缶やタイヤなどのゴミの採取に成功したのだ。その後続いた数々の琵琶湖実験ではトラブルが多発する。湖底のゴミにロボットのケーブルがひっかかり、COCOが壊れる恐れもあった。「自然の湖で使うためにはまだまだ乗り越えなければならない壁はある…」
2011年9月、琵琶湖で新しい水中実験が行われた。”COCO ”は今回の実験の目的を無事果たすことができるのか?そして、その結末は…?
日本ロボット学会会長の重責も担う川村の情熱と水中ロボットの夢と未来を描く。

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