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2011年7月24日放送
  • BS-TBS:7月28日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:7月30日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
世界一「軽くて、薄い」布に、世界の一流ブランドが驚嘆 羽衣伝説をよみがえらせる・・・
ドリームメーカー:
天池合繊(株)社長/
天池源受(あまいけ・もとつぐ) さん
» ジャンル:生活・アート
» 日付順リスト:2011年7月

主人公のその後

オペラ座で舞う!世界一薄い生地 » 詳細へ
世界一軽くて薄い生地“天女の羽衣”。太さが髪の毛のおよそ5分の1という超極細糸で織り上げ、重さは1平方メートルあたりわずか10グラム。 絹のように滑らかな肌触りと水面のような光沢感、そしてガラスのような透明感を持ち、ふわりとそよ風に舞う・・・。 開発したのは、石川県七尾市に本社を置く織物メーカー経営者、天池合繊(株)の天池源受(あまいけ・もとつぐ)社長、56歳。彼が開発した生地はヨーロッパの一流ブランドやオペラ座の舞台衣装に使われるなど、いま世界のファッション関係者から大きな注目を集めている。バブル崩壊後、安価な中国製品に市場を奪われ倒産が相次いだ繊維業界。苦境に立たされていた天池は2002年、技術力を見込んだある紡績メーカーからプラズマテレビに用いる電磁波防護用極薄シートの開発を依頼された。 社運をかけて3億円を投資するも、メーカーが倒産、借金だけが残った。借金、倒産の危機・・・。しかしその時、開発したシートを見ていて「服地に使えるのでは」とひらめく。当時は工賃収入だけを得ていた下請け会社。服地の営業なんて分からない。それでも天池はヨーロッパに向かい、生き残るために必死で売り歩き、信頼を勝ち取っていく。
“借金を返すまではまだまだ道半ば”・・・そう言いながら天池は大きな夢を描き続けている。 それは日本の繊維産業を復活させるために、付加価値の高い生地を生み出し、世界をリードしていく存在になるという事だ。 いま開発しているのは、加賀の伝統技術“加賀友禅”と最先端の素材“天女の羽衣”の融合。 そして東京のある大手百貨店から「新製品を販売してみないか」とのお誘いが...さて、再び力を試される天池。次なる挑戦を前に、果たして...。

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