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2014年4月28日更新
17世紀の王族たちを魅了した『有田焼』を世界に再発信! 〜400年の歴史×革新的プロジェクトで、有田焼に新風を巻き起こす!〜
ドリームメーカー:
佐賀ダンボール商会 社長
石川 慶藏 さん


佐賀が誇る伝統美―「有田焼」。その400年の歴史に新風を巻き起こそうと、
有田焼万華鏡や有田焼万年筆など“実現不可能”とされた革新的プロジェクトを総指揮してきたダンボール会社社長の石川慶藏さんが、5年の歳月をかけ、衆知を結集して、ついに新商品を開発しました。それは、番組の中でも制作準備風景をご紹介した【有田焼腕時計】。
有田焼の老舗窯元「香蘭社」、大阪の時計輸入販売会社、スイスの時計職人ポール・ゲルバー氏とタッグを組み、有田焼の文字盤を採用した高級腕時計です。文字盤を100分の1ミリの精度で焼き上げ、名窯の伝統と最新技術を駆使しています。文字盤の厚さは0・6ミリ、直径33・20ミリ。松竹梅や籠菊など、10種類の伝統文様をあしらい、薄さと強度を両立させるため陶土開発から始め、狭いスペースに染錦(そめにしき)の濃淡もつけているとのことです。 この有田焼腕時計は、スイスのバーゼルで3月27日〜4月3日まで開催された高級時計と服飾品の世界的な見本市「バーゼルワールド」でも展示され、大好評を博したそうです。
さらに石川さんは、料理人の絶大な支持を集める大阪の堺包丁と、有田焼を組み合わせた【有田焼堺包丁】や、【有田焼ボールペン】なども新開発。2016年の有田焼創業400年に向け、芸術性や技術力の高さを世界に再認識させようと、有田焼の新たな挑戦を続ける石川さんから、今後も目が離せそうにありません。

記:中尾尚志

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