夢の扉+

メインメニュー

次回予告

主人公のその後

2012年11月28日更新
レーダー照射で路面下に潜む危険を発見!夢の探査車開発! 〜道路陥没を防ぎ社会と人を守りたい!“インフラ内科医”の挑戦〜
ドリームメーカー:
東京都大田区 ジオ・サーチ株式会社社長
冨田洋 さん
「道路の下に潜む危険を発見しすべての人を助けたい。」
マイクロ波を照射するハイテクカーを走らせ、道路の下の危険な空洞を発見してきた冨田さん。大田区で始まった調査は全体の4分の1が終了し、これまでに約130の空洞を発見。危険な箇所は埋め戻されました。
2013年3月までにすべての調査を終わらせて大田区安全宣言ができるよう、日々調査をすすめています。
冨田さんは長い間、「緊急輸送路の安全確保が最優先!首都圏直下型地震に備えて、道路の維持管理のための全面的な調査が必要」と訴えかけてきました。
それが実を結び、2012年11月14日、東京都防災会議は地域防災計画の修正を決めました。2013年度から、全面的な空洞調査が着実に実施されていきます。
また、横浜、名古屋、福岡などでも調査が決定。冨田さんの活躍は全国へと広がっています。

2012年11月20日、東京都ビックサイトで行なわれたベンチャー技術大賞の授賞式に冨田さんの姿がありました。この賞は『中小企業が開発した、革新的で将来性のある製品・技術を表彰し、産業の活性化を目指す』ことを目的にしたものです。
応募のあった123社の中から、冨田さんのジオ・サーチ株式会社は、「高速・高精度での空洞探査技術」が認められ、特別賞に選ばれました。
『日本中の危険な空洞を発見し、すべての人を守りたい』という冨田さんの夢は着実に広がりをみせています。

取材:本多 真子

関連リンク

表示:スマートフォンPC
Copyright© 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.